Cecile Aubry フランスの女優。映画監督。脚本家。 1929年8月3日、生まれ。2010年7月19日、死去。
そのようなところで私が映画をじっと見ているうちに、顔面神経麻痺というものにかかってしまい、あるとき水を飲んだら全部左の口から出て来る。これはどうしたことかと病院にまいりました。不幸なことに東大病院だったんですけれども「ああいけない。顔面神経麻痺です」と言われた。「どうしてあなたはかかられたのですか」と医者が訊くので私は嘘をついて「列車の窓から左側に風を受けていたらこうなりました」と言ったら医者は「それはいけませんね」と薬を調合し、マッサージのようなことをして1か月は病院に通った記憶があります。
1944年、偶然出会った娼婦・マノン(セシル・オーブリー)に魅せられたロベール(ミシェル・オークレール)。奔放なマノンはやがて身を持ち崩し、ふたりは破滅へ向かっていく。