一条真也です。3月20日になりました。ブログ「地下鉄サリン事件30年」で紹介したようにオウム真理教による「地下鉄サリン事件」の発生から30年目の日です。テロリズムに走ったオウム真理教は「仏教」を名乗っていましたので、あの日は日本の仏教界にとっても忘れられない日となりました。 『仏と冠婚葬祭』(現代書林) それから30年後、121冊目の一条本である『仏と冠婚葬祭』(現代書林)の見本を手にしました。「仏教と日本人」というサブタイトルがついています。ブログ「玄侑宗久先生との対談」で紹介したように、わたしは昨年5月22日に、芥川賞作家で臨済宗福聚寺住職の玄侑宗久先生と対談しましたが、その内容が本書に掲…