数ヶ月前ですが、荒俣宏さんと鹿島茂さんの対談「天使はほほえみ、悪魔はささやく/終わりのない古書探しの旅 II」を拝聴してきました。 日比谷図書館で「特別展鹿島茂コレクション2『稀書探訪』の旅 | 」という展示をやっていて、それに関連する対談でした。 このお二人の共通項は、異様な程に、古書・稀書のコレクターであること(荒俣さんは本に限らない。鹿島さんも、本の域を超えて出版物、印刷物まで広がってる)。 どれくらい異様かといえば、鹿島さんは自己破産寸前まで行ったとか、荒俣さんは古書か一家心中かという話だとか。 お互いが競り合っていることを知らずに、お互いで値を上げ続けていたというお話は笑ってしまいま…