祝日前10日の日経平均株価は続落して、2万7819円(前日比180円安)引けとなりました。 米ハイテク株安を受けて半導体関連株中心に売りが先行し、下げ幅は一時270円に達しました。その後下げ渋りましたが買いは続かず、上値の重い展開となりました。チャート上では、心理的はフシ目となる2万8000円割れが続いており、戻り売りへの警戒感がくすぶっています。 休み明け12日の東京株式市場は、反発が予想されます。 7月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことを受けて、米連邦準備理事会(FRB)による利上げ加速の観測が後退したことを好感した米株式市場は大幅に上昇しています。日本株にも好印象となっ…