sorrel
タデ科ギシギシ属(Rumex属)の多年草。
学名:Rumex.acctosa
別名:スイバ(酢葉)、スカンポ、スカンコ
オゼイユ oseille、ドックソレル dock sorrel、ガーデンソレル garden sorrel、サワードック sour dock、サワーグラスsour grass
円錐形の花穂に、淡緑または緑紫色の小花をつける。ホウレン草に似た大きな葉はとがった楕円形で茎は赤みを帯びていることもある。耐寒性があって、ロゼッタ状の葉が冬も残る。
ヨーロッパからアジアの温帯地域に広く分布し、非常に丈夫な性質から雑草扱いされている。
日本各地でも自生していて、田畑や道端によく見られる。イギリスではチューダー朝の頃からハーブとして利用されており、、ハーブ園に植えられていたためガーデンソレルともよばれる。葉が矢尻の形をしたフレンチ・ソレルは改良種で、酸味が少なくまろやかな風味。
若葉をサラダやスープに利用する。酸葉の名の通り高濃度の蓚酸塩が含まれるのでレモンのように酸味が強く、食べすぎには注意が必要。特にリウマチ、関節炎、痛風、肝臓結石、胃酸過多の人は控えめに。
Georges Sorel(1847-1922)
フランスの思想家。サンディカリズム。
プロレタリアの暴力的な直接行動を不可避なものとして肯定し、
その有効な手段がゼネスト(ストライキ)であると説いた。
1908年に発表した『暴力論』は様々な方面に影響を与える。
例えばムッソリーニ等のファシズム思想や
グラムシ、レーニン、ベンヤミンなどの革命思想に対して。