ミャンマーで国軍によるクーデターが起こり、一夜にして軍事政権が誕生し、ミャンマーの市民はそれに反対し、連日のようにデモが行われ、とうとう、軍は市民に実弾の入った銃口を向け、14名という死者が出た。これ以上の犠牲者が出ないことを祈るばかりであるが、軍事政権に反対するデモや集会が続けば、軍の対応は次第にエスカレートしていき、市民にさらなる犠牲者が出るのではないか、という悪い想像をしてしまう、世界の世論がそうなることを阻止できるほどに、強くなることを願うばかり。 ミャンマーよりもっと以前には、イギリスから中国へ返還された香港は一国二制度のもとに、返還される以前とほぼ変わらぬ自由を謳歌できる都市であっ…