1980年5月18日から27日にかけて全斗煥韓国の全羅南道光州市で民主化を求める活動家や学生と韓国軍が衝突し、多数の死傷者が発生した事件。当時は陸軍出身の全斗煥による保安司令部が、マスコミなどの情報も全て統制していたため、光州事件の実態について国民に説明される事はなかった。しかし、光州市民らによって実態が明らかになるにつれて、その後の民主化運動に影響を及ぼした。
韓国映画「1987、ある闘いの真実」を観ました。プライムビデオの配信が終わるということで(2024年8月31日まで)観ることにしました。 「1987、ある闘いの真実」はこんな映画 www.youtube.com 1987年、ソウルオリンピックを翌年に控え、民主化を求める声が高まる韓国。軍事政権下にあった韓国では、北分子を排除するため、警察による強硬な取り調べが日常的に行われていました。 そんな中、ソウル大学の学生パク・ジョンチョルが、警察の取り調べ中に死亡する事件が発生します。警察は、この事件を隠蔽しようとしますが、検死の結果、拷問による死亡と判明。事件の真相を隠そうとする政府と、真実を暴こう…
「80年5月に韓国で多くの死傷者を出した“光州事件”を題材とする衝撃の人間ドラマ。両親を早くに亡くして以来、高校生の弟ジヌの親代わりを務めてきた心優しい青年ミヌ。ある日彼は、想いを寄せる女性シネとジヌとの3人で映画を観に行くことに。ところが、映画館の外で民主化を求める学生たちと軍との衝突が起こり・・・」映画.COM これが忠実ならば、日本と同じような国家として見るのは無理があるなと・・・。 それでは・・・。 2007年 韓国 日本語吹替あり
韓国映画で演技派として評価の高いソン・ガンホが主人公であるタクシー運転手を演じている映画です。全く前知識もなく、タイトルは有名なので、Amazonでの無料公開が終わると言うことで見てみました。 映画の概要とキャスト あらすじ 感想 映画の概要とキャスト 監督:チャン・フン 脚本:オム・ユナ 公開:2017年(韓国)/2018年(日本) 上映時間:137分 製作費:150億ウォン 興行収入:958億ウォン キム・マンソク:ソン・ガンホソウルで個人タクシーを営む貧しい男性。妻に先立たれ、一人娘を育てています。 ドイツ人記者ピーター:トーマス・クレッチマン日本にいるドイツの報道記者ですが、隣の韓国の…
『タクシー運転手』チャン・フン監督,2017(Gyao)日本公開は2018年であるから,当時映画にもあまり興味がなく,年に多くて2本みに行く程度.ポスターだったか,チラシだったかでタクシーから顔をだした男がとっても明るかったのです. 『タクシー運転手』主演のソン・ガンホ 私は,老親の介護(特養と病院にははいっていたのですが,連続する問題で毎日いそがしく,緊張していました)につかれている自分が10年以上,笑ったことがなかったような気がして,コメディー映画を見に行ったのです.**『タクシー運転手』は,民主主義社会を築き上げていく民衆とジャーナリストのすべき仕事の物語であり,事実に基づく作品です. …
www.nhk.jp 数年前に放送された番組だが、今回はじめて見た。ひとことで言うと、韓国人てすごいな、という思いに至った。 光州事件の映像をこれだけしっかり見たのは初めてだし、光州事件の経過とその後の民主化運動への流れなども、改めて確認できた。正直あまり知らないままに光州事件とのちの民主化運動を頭の中で混同してしまっていたりした。そもそも、韓国の政権の流れについて生半可なので、ちょっとよくわからない説明や映像もあったのだが、それはともかくとして、光州とのちの民主化運動の映像を見ることで、韓国の民衆の高度な政治意識をつよく実感した。大戦後の分断された国の状況や独裁政権の出現などによって韓国民衆…
昨年2月1日のミャンマーのクーデタからちょうど一年です。 ミャンマーは、軍政の問題、自然災害などで、悲惨な状況に陥っています。 私の知人にもミャンマー人たちと親しくその支援を続けている人がいます。 そういえば、昨年10月末の盧泰愚(ノ・テウ)元大統領の国家葬の弔辞で金富謙(キム・ブギョム)首相は「現代史に消せない大きな過ちを犯したことは動かせない事実だ」と軍人側だった盧氏を批判しました。光州事件のことです。 韓国映画でいうと『光州5・18』(2007年)『26年』(2012年)『タクシー運転手 約束は海を越えて』(2017年)です。 文大統領は、ミャンマー軍を非難する声明を3月に出し、5月には…
日記 三連休も最終日となり疲れも十分取れ やる気満々で仕事に向かえる体制が整った 今勤務中は眠気に襲われないように昼夜 共にカロリーメイトのような物しか口に 入れていない お気に入りはイオン系に置いているこれ これは味が何種類かあるので正直飽きない 勤務中は昼と夜の二回一箱ずつ食べている そして翌日の朝まで食事をしないので 朝体重を計ると確実に落ちている そして連休明けは太っているというパターン だったので今回は休みといえグダグダ食べる ということは控えた おかげで体重体脂肪内臓脂肪それぞれが 増える事無く順調に体重は推移している 今日はアマゾンプライムから韓国映画の 「タクシー運転手 約束は…
韓国 光州はなぜ“民主化の聖地”なのか? 1980年5月の光州[クァンジュ]を舞台に、抑圧される青春の混乱を描いたイ・ドヒョンとコ・ミンシのラブストーリー KBS演技大賞で5冠獲得した人気作 出典 KBS公式ポスター 演出 ソン・ミニョプ 「ドクタープリズナー」,「スカウティングレポート(イドヒョン出演.全1話)」, 脚本 イ・ガン 「遥か遠い踊り」,「貧乏な私の家探しプロジェクト(」,「克服の社交ダンス」←(全部1話だけの短編) 五月の青春 (全12話) あらすじ 感想 光州事件とは? 光州の場所は? 光州事件の作品 あの映画は「タクシー運転手」 そら豆は映画「タクシー運転手」も観た …
★★★★☆ あらすじ 大金に釣られ、ドイツ人ジャーナリストを軍事弾圧真っ只中の光州へ連れていくことになったタクシー運転手。実話を基にした映画。 光州事件 - Wikipedia 感想 タクシー運転手の主人公は、デモで渋滞が起きると舌打ちをしながら引き返すような男だ。そんな男が大金の報酬に目がくらみ、軍事弾圧が行われているらしい光州の実情を探りたいドイツ人ジャーナリストを現地に連れていく。まずは金さえ手に入ればいいという主人公の軽薄な態度がコミカルに描かれる。 だが現地に入り、実際に軍隊が市民に暴力をふるう姿を目の当たりにすると、段々とシリアスな雰囲気が漂い出す。無慈悲に殴る蹴るを繰り返すなど、…
ミャンマーで国軍によるクーデターが起こり、一夜にして軍事政権が誕生し、ミャンマーの市民はそれに反対し、連日のようにデモが行われ、とうとう、軍は市民に実弾の入った銃口を向け、14名という死者が出た。これ以上の犠牲者が出ないことを祈るばかりであるが、軍事政権に反対するデモや集会が続けば、軍の対応は次第にエスカレートしていき、市民にさらなる犠牲者が出るのではないか、という悪い想像をしてしまう、世界の世論がそうなることを阻止できるほどに、強くなることを願うばかり。 ミャンマーよりもっと以前には、イギリスから中国へ返還された香港は一国二制度のもとに、返還される以前とほぼ変わらぬ自由を謳歌できる都市であっ…
村上春樹氏が毎年この時期に話題となる ノーベル文学賞であるが 2024年度の受賞者は 韓国人の韓江(ハン・ガン)さんに決まった。 www.nikkansports.com 韓国人としては金大中(キム・デジュン)元大統領(2000年)以来 2人目でアジア人の女性としては初だということ。 おめでとうございます。 受賞作は「菜食主義者」。 「ある日突然、 肉食を絶った妻の変貌ぶりによって、 韓国社会の女性に対する抑圧と抵抗を暗示的に描き出したと評価される。」 (上のHP記事より抜粋、以下同。) そして映画「タクシー運転手」でも描かれた 光州事件をテーマにした 「少年が来る」を2014年に発表し これ…
スウェーデン・アカデミーは10日、2024年のノーベル文学賞を、韓国の作家ハン・ガンさん(53)に授与すると発表した。韓国人の文学賞は初めて。アジアの女性としても初となる。 スウェーデン・アカデミーは授賞の理由について、「作品のなかで、過去のトラウマや、目には見えない一連の縛りと向き合い、人間の命のもろさを浮き彫りにした」と説明。「彼女は肉体と精神のつながり、生ける者と死者のつながりに対して独特の意識を持っており、詩的かつ実験的な文体で、現代の散文における革新者となった」とたたえた。 アカデミーによると、ハン・ガンさんは受賞の知らせを受けた際、息子と夕食を終えたばかりで、「ふつうの1日」を過ご…
ノーベル賞2024 ことしのノーベル文学賞に、韓国の現代文学を代表する作家のハン・ガン(韓江)氏が選ばれました。 スウェーデンのストックホルムにある選考委員会は日本時間の10日午後8時すぎ、ことしのノーベル文学賞の受賞者に、韓国の現代文学を代表する作家のハン・ガン氏(53)を選んだと発表しました。 ハン氏は1970年韓国の南西部クワンジュに生まれ、首都ソウルの大学で文学を学びました。1993年に詩人としてキャリアをスタートし、その後、小説家としての活動を始めました。代表作には2007年に発表された小説で、ある日、突然肉食を拒否するようになった女性の行動をきっかけに、家族の葛藤や、精神が崩れてい…
9月。少しずつ暑さも和らいできて秋。読書の秋と世間一般にはいうところなのであろうが、年ガラ年中本を読んでいる身としては特に意識を変えることはない。秋だからたくさん読まねば、ということでもないし。そもそも読書は量(ばかり)を追っても仕方ない、ということに近年ようやく気づいたのではあるまいか自分。 そういうわけで、いつもとあまりペースは変わらず。 1.江國香織『雨はコーラがのめない』新潮社(新潮文庫) www.shinchosha.co.jp タイトルだけ見て、この本が小説家とその愛犬のことを記したエッセイであるとわかる人はどのくらいいるだろう。私はそうとわからなかった側の人間だ。しかし、一読して…
秘密資料で読み解く 激動の韓国政治史 (集英社新書) 作者:永野 慎一郎 集英社 Amazon あらすじ 盧武鉉政権時代の2004年、軍事独裁政権下で起こった不可解な事件を調査する「国家情報院過去事件真実糾明発展委員会(真実委)」が設置され、情報部(KCIA)の秘密資料の調査や、当時の関係者へのヒアリングなどから、金大中拉致事件、大韓航空機爆破事件などに政府がどう関わっていたか、その真相が明らかになった。 この資料に加え、文献・史実、さらには著者自身が金泳三、金大中と直に交流した実体験も交えながら、朴正煕大統領暗殺事件、光州事件、ラングーン事件、東亜日報記者拷問事件……など、民主化を勝ち取るま…
映画、ラストマイルを観た。映画というより、長めのテレビドラマといった具合で、映画を見た満足感にはやや欠ける、というのが最初の感想。とはいえ、ドラマとしての完成度はめちゃくちゃ高くて、すぐに『アマゾン帝国の闇』を読んでしまった。そういう、人を動かす力のあるドラマだった。 しかし、とはいえ、もっと時間をかけて、中村倫也やディーンフジオカの背景を描いてほしかったと思うし、それがないから、解決までの道のりがバタついた印象になった気がする。難しいとは思う。そこに時間を割くと、満島ひかりやその他の描写がグダつくし。 とはいえ、阿部サダヲ演じる運送会社の支社部長(?)のリアリティなど、ひとと話したくなること…
さて、本日は日本のテレビや新聞が、韓国の世論調査の結果を好意的に取り上げていたので、その件の実態を書いていきます。 初めて来られた方はまずこちらを先に読む事をお勧めします。ブログ『日韓問題(初心者向け)』を始めた理由 - 日韓問題(初心者向け)注意 ・このブログは「日韓の価値観の違い」を初心者向けに扱っています・当ブログのスタンスは「価値観に善悪や優劣は存在しない」というものです・相手が不法を働いているからと、こちらが不法をして良い理由にはなりません・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たらどう思うか」という客観性を常に持ちましょう・日常生活で注意する程度には言動に注…
大韓民国歴史博物館 1 失意の民俗博物館を1時間足らずで出て、光化門を南下して教保文庫に行く途中、アメリカ大使館隣の大韓民国歴史博物館に寄ってみた。国威発揚、お国自慢の展示だろうとは思ったが、入場料はタダなんだし、「つまらなくてモトモト。トイレ休憩くらいに考えればいい」と思って入ったら、ホールにパブリカがあった。韓国でも生産していた時代があったと初めて知った。1960年代は日本車の車種はまだ少なく、新聞広告などで私でもその姿と名を覚えた。私より若い人には、「トヨタ・パブリカ」と言わないと、社名がわからないだろう。パブリカは、public carから名付けた国民車を意識した自動車だ。乗用車が特権…
水曜日。 まだまだ暑い〜。 最高気温がまだ34℃だなんて信じられないっ 朝は、ドジャースの観戦❤️ 大谷くんHRで盛り上がったけど、負けちゃった…☺️ 私の方は、手首が少し痛かったので、家でのヨガ自主練は抑えめに。 ドラマをみたり、自転車旅の準備をしたり、ルートの下調べをして過ごし…🚲 夕方に、シンガポールで雇っていたDirectorさんと会議。今週から入社していたので、まず年末までにやるべきことなど整理してお伝え。久々の会議により、すっかり仕事のことを忘れている私に気づきました…!笑 今回はなかなか良い人材に来てもらえました😆。上手くサポートしたらあとは色々進めてくれるのではないかと期待❤️…
立憲民主の党首選は当選一回の杉並の女性議員、吉田氏が立候補出来て、本当に良かったと思います。今回、吉田さんの勇気と意地、粘りに立憲代表選挙は救われましたね。 https://t.co/AddQCRrYLK— 保坂展人 (@hosakanobuto) 2024年9月8日 立候補を表明していた江田憲司が自ら退いて吉田氏を推したのも彼を見直したし、更に野田が玄葉など自分を支持する議員を推薦人として吉田氏に貸したそうです。news.yahoo.co.jp 今回の立憲の党首選は立憲民主が政権交代を実現できる政党に脱皮する良いチャンスです。 自民党の体質だって古いけど、野党の体質はもっと古い。共産党が日本…
突然ですが、55歳なんて若いよなあ、と思った。 自分が55歳のときを今思い出して、けっこう動けたことを思い出す。 旅先でジョギングしたり、旅行した次の日から普通に仕事したり…。 全力疾走も…たぶん出来た…ような気がする。(笑) こんな感じで10年後、65歳なんて若いよなあ って思うのかな。 今日はいつもより早めに出る。 11時過ぎ上映の映画を観る。 韓国のポリティカルサスペンス『ソウルの春』@MOVIXあまがさき 映画配信のU-NEXTで3600ポイント貯まっていた。 1500ポイントで主要な映画館で一本見ることが出来る。 U-NEXTは月額2189円と高いのでこれは期限前に使い切ろうと。 原…
ソウルの春 (監督:キム・ソンス 2023年韓国映画) 1979年、韓国で起こった大統領暗殺事件とそれに伴う軍事クーデターを題材に、反乱側と制圧側との息詰まる攻防を描いた歴史ドラマ。韓国の国民的大スター、ファン・ジョンミンがクーデター首謀者チョン・ドゥグァン役を演じ、『ハント』『無垢なる証人』のチョン・ウソンが制圧側司令官イ・テシン役を演じている。監督は『FLU 運命の36時間』『アシュラ』のキム・ソンス。映画は韓国において2023年観客動員数第1位となる大ヒットを記録した。 《STORY》1979年10月26日、独裁者と言われた韓国大統領が側近に暗殺され、国中に衝撃が走った。民主化を期待する…
知っている人、面識のある方がメディアに登場すると不思議な気分です。本日はこちら。 朝日新聞の別刷beに、韓国文学の翻訳で著名な斎藤真理子さんが登場しています。写真には斎藤さんが手掛けた数々の韓国文学が並んでいます。 あたしもこれらのうち何冊かは読んでいます。斎藤さんの訳文は読みやすく、グイグイ引き込まれます。翻訳だけなく、作品を選ぶ才能にも優れているのでしょう。斎藤さんの翻訳作品はハズレがありませんから。 その別刷をめくるとインタビューも載っています。その中にあたしの勤務先から出ている『別れを告げない』の名前も登場します。 済州島事件を背景とした作品です。詳しいことは知らなくとも、光州事件とい…
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