↓『愛と幻想のファシズム』を読んでいて思ったこと。 cut-elimination.hatenablog.com この小説には左右の大小の過激派が出てくる。あとがきによると作者の村上龍は、ボウガンの訓練をしている純粋右翼にも取材したらしい。そういうテロ志向の人ってやはり現代にもいるのだろうか。左翼なら京都大学の寮あたりにはいそうだ。しかしその人たちが実力行使に出ることはなかなかない。日本ではテロとか凶悪犯罪はめったに起きない。危険分子は世の中にたくさん潜伏していると考えると、異様な気もする。 自分がテロを起こすと考えてシミュレートしてみよう。テロというより暗殺かもしれないが、例えば私が天皇を殺…