中国映画『1950 水門橋決戦』を観る。 朝鮮戦争に介入して北朝鮮に侵入したアメリカ軍を退けるために、金日成の要請を受けて毛沢東が送り込んだ中国軍の死闘を描く戦争映画『1950 鋼の第7中隊』の続編。前作ですでにボロボロになった第7中隊に、アメリカ軍の退路を断つために長津湖の水門橋を破壊せよとの命令が下る。極寒の雪山を水門橋に向けてじわりじわりと進んでいく第7中隊。このシーンをチラリと観た家内から「『八甲田山』?」と聞かれたのだけれど、まさにそんな感じの映像だ。 そして、水門橋をめぐってアメリカ軍相手に繰り広げられる苛烈な戦闘。なにせ、軍備において格段の差のある両者である。制空権すら握っている…