フランス革命暦の熱月(テルミドール9日:1794年7月27日)に行われた、ロベスピエール派が失脚するクーデター。この事件を「テルミドールの反動」とも呼ぶ。 逮捕されたロベスピエールらは翌日処刑された。以後、恐怖政治は終わり、先鋭化した革命は穏健・反動的な方向に舵を切ることになる。