【テレビ洋画劇場】1971年に観たテレビ洋画劇場でみた映画の続き。 (1)「第17捕虜収容所」(1953):ブロードウェイでヒットした舞台劇がベース。ビリー・ワイルダーとE・ブラムが脚色、ワイルダーが製作・監督した異色の戦争ドラマ。舞台は第二次大戦中のドイツの第17捕虜収容所。 その第4キャンプでは米空軍の軍曹ばかりが集められていたが、中でも曲者なのが悲観論者のセフトン(ウイリアム・ホールデン。アカデミー主演男優賞受賞)。 キャンプ内に独軍に通じるスパイがいると囁かれた時に、彼は真っ先に嫌疑をかけられ、仲間から次第に除け者にされていった。孤立状態の中で、セフトンはひとり黙々とスパイ探しを続けた…