アダム・スミス共感の経済学ジェシー・ノーマン村井章子訳早川書房2022年2月20日 初版印刷原書:What he thought, and why it matters(2018) 日経新聞の書評欄に出ていて面白そうだったので図書館で借りてみた。新聞に出ていたのは2022年5月18日、読書欄の「この一冊」。慶応大学教授、藤田康範さんの書評だった。タイトルは「歪曲された偉人 全貌に迫る」。 先日、とある勉強会で、松元崇さんが「アダム・スミスの見えざる手の本当の意味は誤解されている」と言ったことをいわれて、アダム・スミスがちょっと気になっていた。そのタイミングで、書評でみつけたものだから、読んでみ…