映画監督・脚本家・俳優・作曲家。
1948年9月7日アルジェリア生まれ。のちにフランスへ移住。
父親はフランス人、母親はアンダルシア出身のロマ人。
自らのルーツと音楽をテーマにした作品を撮り続けている。
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「トランシルヴァニア」(2006)です。 妊娠二か月のシンガリナ(アーシア・アルジェント)は姿を消した恋人ミランを追って、パリから故郷ルーマニアへ友人マリーと共に旅立つ。恋人ミランは見つかるが、彼女を冷たくあしらう。そんな時ジプシーの子供バンダナと知り合い、二人は一緒に行動をするが、ある日バンダナは去って行く。そこへチャンガロと言う男が現れて、二人はオンボロのメルセデス240TDに乗って旅を始めるのだった… 初めてのルーマニア映画です。主演がイタリアでホラー映画の女王アーシア・アルジェントなのでホラーぽっくて面白い…
原題は「GADJO DILO」(ばかなよそ者) フランス人のステファンという青年が ジプシー歌手ノラ・ルカに会うため ルーマニアのロマが住む村を訪ねる話 ロマ人の女はカラフルな衣装に三つ編み 男はハットを被り髭を生やす ひと目で外国人とわかるステファンに 女たちはロマ語で卑猥な言葉を浴びせます いくら言葉が通じないといって 女性が見ず知らずの男性に性的なことを言ったり 歌ったりするのかと思うのですが(笑) 本当みたいですね たとえば日本人が支援のためロマのコミュニティに行った時も 女性ならロマの男性から性差別、人種差別的な発言を受け続け 後からついてこられるとか 怖いですよね(笑) でも自分た…
トニー・ガトリフ監督の映画って「映像詩」という感じのするものが多い。この「ベンゴ」も解説の部分が少なくて、フラメンコの踊りや唄がメインでそういう色彩が強かった。主人公を演じたアントニオ・カナーレスという人は世界最高のフラメンコダンサーということで、なんともいえない色気を感じさせる人だった。 この監督のものは、「ドキュメンタリー?」って思うようなカメラワークが多いけれど、この映画もそう。仰々しいドラマ的なつくりでなく、「そこにある事実」という感じではなしがすすむ。そのさりげなさがとてもいい。 ベンゴ【字幕版】 [VHS]発売日: 2002/03/22メディア: VHS
●概要 ●海外勢953名 ●他俳優 ・「日本勢のリスト」へ ●概要 映画監督、脚本家、プロデューサー、俳優、その他スタッフといった映画人が影響を受けた・好きな映画。 「国別」、未個別化「一覧」、それ以外「その他作家」、「映画評論家のベスト」 ※2022年12月21日追記:文字数制限のため「日本勢」リンク集独立
どうも。 逗子の「CINEMA AMIGO(シネマアミーゴ)」で「スパニッシュ・アパートメント」(とても好きな映画!)のセドリック・クラピッシュ監督の「ダンサー イン Paris」を観て来ました。 予告編はこんな感じ。 www.youtube.com 何か衝撃のOP映像だったわ…。OP映像を観るとダークな内容かとも思ってしまうが、じっさいハートウォーミングなストーリーです(挫折からの新しい人生の模索)。 映画内では、バレエやコンテンポラリーダンスシーンが多くあるのですが、映画の主役エリーズのようにプロのダンサーでなくとも、何かしらのダンスを踊れるってすてきなことだな、と思います。海外の映画には…
2024年02月11日号(通巻786号) 表紙:「記憶 反省 そして友好」の碑 (群馬県高崎市・県立公園「群馬の森」/2004年 群馬県議会の全会一致で建立) 2月10日(土)17:30~ TBS 報道特集『なぜ撤去?群馬「朝鮮人追悼碑」』 https://www.tbs.co.jp/houtoku/
2024年02月04日号(通巻785号) 表紙:D.Tさん(前大統領) 2月2日(金)DVD発売『無責任大統領と17人の告発』 監督/アレックス・ギブニー (エンロン/「闇」へ/GONZO/ヤバい経済学/ミスター・ダイナマイト/他) https://www.odessa-e.co.jp/cont/totally-under-control/index.html
2024年01月28日号(通巻784号) 表紙:スヴェトラーナ・アリルーエワさん Svetlana Alliluyeva 1926-2011 1月24日(水)22:40 NHK-BS BS世界のドキュメンタリー 『スベトラーナ 自由を求めたスターリンの娘』 https://www.nhk.jp/p/wdoc/ts/88Z7X45XZY/episode/te/Y1XZ1WJXQP/ www.youtube.com
今日もまたトニー・ガトリフ監督の映画の話です。 先日、トニー・ガトリフ監督の「イ・ムヴリーニ:テラ」という映画を観ました。 コルシカ島出身の「イ・ムヴリーニ」というバンドのドキュメンタリー映画。 1996年の作品だけど、全編モノクロ。 すごく面白かったです。 最初、「イ・ムヴリーニ」の人達は、イタリア語のように聞こえる言葉を話しているのですが、突然フランス語になったりします。 調べてみると、どうやらイタリア語のように聞こえる言葉は「コルシカ語」という現地の言葉のようでした。 全編を通してフランス語とコルシカ語が入り混じっていて、とても不思議な感じがしました。 映画を観終わって、コルシカ島の事を…
先日、20年振りぐらいに「ラッチョ・ドローム」という映画を観ました。 いやぁ、素晴らしかったなぁ。。。 ロマ(ジプシー)の起源はインド北部と言われているのですが、そのインドから始まり、エジプト、トルコ、ルーマニア、ハンガリー、スロバキア、フランス、スペインと、ロマの永きにわたる流浪の歴史を現地の音楽を通して綴った、壮大なミュージック・ビデオのような作品です。 台詞はほぼありません。 監督のトニー・ガトリフはアルジェリア出身で、本人もロマの血が流れているからか、視点がロマ側にあるのがとてもいいです。 僕は、「ガッジョ・ディーロ」や「僕のスウィング」など、彼の他の作品も大好きなのですが、どれも音楽…
●スクリューボール・コメディ18本 ●他 コメディ&恋愛33本 「1000本計画」からコメディ&恋愛もの。・「②」へ ・他コメディ→・「①」「②」「③」 ・「日本勢」 ●スクリューボール・コメディ18本 サリヴァンの旅 プレストン・スタージェス バック・ステージ、映画監督、ロード・ムービー ◆主なフォロワー ジョン・ラセター、スティーヴン・スピルバーグ クリント・イーストウッド、リチャード・リンクレイター ジェームズ・マンゴールド、イーサン・ホーク ジェームズ・ガン、ジェームズ・L・ブルックス、 エドガー・ライト、マーティン・スコセッシ、 ヒズ・ガール・フライデー ハワード・ホークス 夫…
どうも。 大昔習ったヴァイオリンをまたちょっと始めようかと、「大人のヴァイオリンレッスン」とか調べているのですけれどね。 school.jp.yamaha.com それに伴って、年齢や世間のイメージを気にし過ぎのブログとか記事がたくさん出て来る~…。 趣味としてやりたい事があって、金銭的・時間的に可能なら躊躇わずやれば良いのでは?と思うのですが。 法律的にとか、生物学的に年齢がネックになる場合を除いて、やりたい事をやらないと人生の意味がなくなってしまいそう。 そして、ヴァイオリンは貴族のイメージがあるし…、という話も出て来るが、わたしはどちらかと言うと、ジプシージャズとかフィドルのイメージが強…