トムラウシ山

トムラウシ山 とむらうしやま 2141m カムイミンタラの核心部に触れる 大雪山国立公園のほぼ中央に位置し「大雪の奥座敷」と称される 北海道上川総合振興局上川郡美瑛町・北海道十勝総合振興局上川郡新得町

今回の北海道登山の中で、一番登れるか心配だった＆とても楽しみだったお山トムラウシ山。山の名前を聞くと、気象遭難事故が何度かおきた山として知られていて、恐ろしい山という印象もありますが…、奥深い大雪山にどっぷりと浸かり、変化のある登山道、美しい景色や高山植物を楽しめる山としても人気のある山です。「トムラウシ」とはアイヌ語で「花の多いところ」「水垢の多いところ」を意味するといわれてます。お花の時期に行きたくなる名前…今回はぎりぎり咲いているお花を見つけられましたが、チャンスがあればお花の最盛期や紅葉の時期にも行ってみたいですね。 今回は、短縮登山口から往復する日帰りコースで。日帰りとはいえども長丁…

はじめに 北海道レンタカーの旅、7日目。 6日目はこちら。 trthff.hatenablog.com 今日は大雪山系のど真ん中、忠別岳避難小屋で目覚める。折り返して南へ向かう帰り道には、昨日と違う表情をした山々が待っていた！ 7日目：9/22(金) すべては報われた、快晴の復路 昨夜、小屋にやってきた男性2人。朝になって全員が目覚めたところで話をしてみる。 どうやら2人はパーティではなく、日没ぐらいのタイミングに忠別岳山頂で合流したらしい。1人はちゃんとした登山装備(Aさんとしよう)だったが、もう1人はびっくりするぐらいの軽装(Bさんとしよう)。見かねたAさんが一緒に行動することにしたらしか…

はじめに 北海道レンタカーの旅、6日目。 4日目&5日目はこちら。 trthff.hatenablog.com 6日目はいよいよトムラウシ山へ、そしてその先へ。どこまでも北へ！ 6日目：9/21(木) トムラウシ山を越えて、雌伏の往路 朝早く起きるの、しんどい。 夜にめっきり冷え込み、寝袋を貫通する寒さで一度起こされただけに、もう少し休みたい気持ちもあった。が、ただでさえ山頂までのアプローチが異様に長いトムラウシ山だ、できるだけ早く出発したい。 前日に準備していた装備を背負い、4:46に出発した。 「短縮」登山口で山頂まで9.2km。驚きの長さ 秋を超えて冬じゃないのかという気温なもんだから、…

１０月１３日（木）、９年ぶりにトムラウシ山へ行ってきました。 ５時前に短縮登山口に到着。へッ電がいらない明るさになった５時半にスタート。 と言っても、スタート時は予報に反して嫌～な感じの空模様。 前トムもトムラウシも雲に隠れていてるけど予報を信じて進みます。 十勝岳連邦方面。少し雲が切れてきて青空もチラッと出てきました。 前トム平に着く頃には完璧な青空に。 前トム平から少し登ったところから振り返って前トムラウシを。雲から頭を出しているのは石狩岳～二ペソツ山～ウペペサンケ山。 そー言えば、このあたりにケルンがあったと思ったんだけど．．．無くなった？見逃した？ ロックガーデンの手前。 右上が山頂。…

イラストマップを歩くプログラムを起動します。初回の起動は30秒くらいかかります。 拡大したマップを表示します。初回の起動は30秒くらいかかります。 ■平地 沼の原(ぬまのはら) ■山地 石狩山地(いしかりさんち) ■山 トムラウシ山(とむらうしやま) 忠別岳(ちゅうべつだけ) 沼ノ原山(ぬまのはらやま) ■河川 クワウンナイ川(くわうんないがわ) 忠別川(ちゅうべつがわ) 辺別川(べべつがわ) ■湖沼 忠別ダム(ちゅうべつだむ) ■滝 羽衣の滝(はごろものたき) ■温泉 天人峡温泉(てんにんきょうおんせん) ※１マップサイズ おおよそ 横：３０ｋｍ 縦：１７ｋｍ ※２イラストサイズ 横：９６０…

なんだか食べ物の話ばかり書いている気もする。 登山目的であちこち行くと、必然的に行くのは山村になり、名物は蕎麦というところが多くなる。特に日本アルプスのある信州がそうだから余計に感じるのかもしれない。 昨日は北海道の食べ物について書いたけど、今回はオススメの蕎麦三選を書こうと思う。 福島、猪苗代で食べた蕎麦 まずは福島、猪苗代湖の近くの蕎麦。店の名前は忘れた。 まさに民家というところで、メニューが２つしかない。腰のある細麵で、蕎麦の香りがいい。それと季節の山菜天ぷらのほろ苦さが癖になる一品となる。 山から下山して食べると物足りなく感じるかもしれないので、登山前に食べるべきかな。 この夏、北海道…

登山の後の食三昧。帯広で休養したわれわれは今度は苫小牧に向かった。 富良野から十勝岳に登るプランをキャンプ場で会った人に勧められたのだが、トムラウシ山中にいる間はなんとかもっていた天気が崩れ始め、再び登山というわけにいかなくなってきたのだ。 とりあえず白老にあるアイヌ民族の博物館「ウポポイ」を見に行って悪天候をやり過ごし、ついでに苫小牧を観光することにした。 苫小牧には17年ぶり。 初めて行ったのは大学生の最後で、自転車で北海道を横断した最後に苫小牧から福井県敦賀港に向かうフェリーに乗ったのだ。 その時は苫小牧で苦みのあるホッキ貝を食べ、ホッキ貝の街という印象だけ持っていた。駅に着いたわれわれ…

最初に白状しちゃうと、旭岳からトムラウシ山に登り、さらに十勝岳に登って下山する３泊４日の計画を立てていた。 ところが２日目の夕方から風と雨が激しくなり、３度目のツェルト山行は悲惨な結果に。 それに体力的にもしんどくなって３日目に下山した次第。 けれど旭岳からトムラウシ山の２泊３日の縦走としては充実した山行だった。 旭川空港に向かう 旭岳に向かう 旭岳から白雲岳避難小屋へ 旭川空港に向かう 8月10日、19:00過ぎに旭川空港着．手荷物のベルトコンベアの故障で荷物の積み込みに時間がかかり出発が遅れ、そのぶん到着も遅れた。 旭川空港のコンビニで夕食、朝食、昼食の3食分を買い、タクシーでゲストハウス…

今回、大雪山からトムラウシ山までを２泊３日で縦走した。 これについて有名なのは2009年7月に起きた山岳遭難。８名が死亡したということで、夏山史上最悪などと言われる。 われわれは、この事故と全く同じ日程で歩いたことになるわけで、実際に現地に行ってみて感じたことを書いてみる。 まずは行程が長い。 ガイドの責任など、事故後はいろいろ報道されていた記憶があるのだけど、３日で28時間くらい歩かなければならない。しかも、これは順調にいった場合であって、のんびりしたり、ルートを見失ったりしたら１日12時間くらいかかるかもしれない。 正直なところ、頻繁に縦走などをしていないと、３日目に初日と同じパフォーマン…

さて、積年の課題としていたトムラウシ山の登頂を果たしたわれわれなのだが、登頂したら下山しなくてはならない。 山頂で写真を撮ってからはモクモク雲も湧いてきたし、気持ちを下山モードに切り替えた。 ところが下山を始めて気づいたのが、下るのには相当な時間がかかることだ。なんと登山口にあたるトムラウシ温泉まで５時間半。日帰り装備ならともかくわれわれはテント泊と旅行グッズも背負っている。 重いし、遅い。 この時点で山中にもう１泊するという手もあった。山頂直下の南沼で幕営して翌日下山し、夕方のバスで新得駅に向かう。ただ、そうなると翌日宿を予約している帯広に着くのはかなり遅い。 トムラウシ山頂でまだ午前10時…

今回、山中では２泊した。１日目は白雲避難小屋。２日目はヒサゴ沼。ヒサゴ沼にも避難小屋があるが、前日の鼾攻撃があって２日目はテントにした。 まあ、それを除いてもヒサゴ沼はなかなかいい幕営場で、目の前に池があって遠くの山を望むことができる。 これは幕営場の上から見た翌朝の景色で、早朝は幻想的な景色となった。 そんな幻想的な景色だからいいカメラで撮りたいところだったが、今回は一眼レフの調子がおかしくて、iPhoneでばかり撮っている。ただ、ここのところ一眼レフの方はレンズや本体に埃が入ったり、オートフォーカスもおかしかったりと、調子が今一つで、iPhoneの方が結果的にきれいに撮れたりする。 ヒサゴ…

北海道旅行２日目は旭川から旭岳ロープウェイを目指す。 旭岳は北海道最高峰。ロープウェイが付いているだけあって、わりと手軽に登れる百名山となっている。道も明瞭で難しいところは特にない。 ロープウェイに乗り込むと外国人が多い。 コロナ禍の時期にはあまりなかったことで、日本語だらけのアナウンスに困惑している60過ぎくらいの方と話していると、台湾から来たという。旭岳から１日で黒岳を経由して層雲峡に下りると言うが大丈夫だろうか。大キレットも行ったそうだけど、北海道の山には別の難しさがある。 とにかく「めっちゃ時間かかるよ」ということを英語の話せるメンバーの１人に伝えた。 台湾の方に注意したのはいいのだが…

夏休み2024は昨年に続き、北海道へ。 主目標は大雪山からトムラウシ山への縦走ということで、まずは旭川空港に降り立った。ところが、天気予報はコロコロ変わるし、気象庁と日本気象協会で違うし、「どれ信じりゃええねん！」とブチ切れつつ、初日は旭川泊に。 さて、旭川で何をするかと考えたのだが、結局旭山動物園しか思いつかないので、空飛ぶペンギンを見に行くことにした。 旭山動物園を普通に観光したのだけど、上野動物園なんかに比べると数は少ない。しかし、動物の見せ方がすごいのは噂通りなのと、生態なんかの説明は十分過ぎるほどで、面白いので読み耽ると時間がどんどん過ぎていく。 旭川ということで、この動物園はペンギ…

メンバー：Ｓ藤ay、他１ 8/11 5：10駐車場発、11：30魚止の滝、13：20ハングの滝、15：30源頭、C1設営8/12 3：00起床、5：00C1発、5：50登山道合流、7：30化雲岳、10：40第一公園、12：11滝見台、13：00天人峡下山 会山行ではタイミングが合わず10数年越しとなった念願のクワンナイ遡行が叶った。想像以上に多かった河原歩き、憧れの滑滝、美しすぎる源頭、トムラウシ山のロックガーデン、化雲岳から見た壮大な“カムイミンタラ”。ストーリー性のある展開に大雪山の登山はいつも心が満たされる。次行くときはお花が多い時期にしたい。長年温めた計画をパートナーと絶好の天気の日に…

国立公園内でもある南アルプス市で愛犬連れで楽しめるスポット、穴場としてご紹介したいことなどについて書いています。 広告 愛犬と泊まれるお宿「楽天」【簡単検索】はこちらから↓ ↓ ↓ (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 桃の木温泉さんわそう 行き方は？ おそとのテラス 南アルプス 行き方は？ 南アルプス国立公園について まとめ 国立公園観光穴場ランキングの記事 国立公園と国定公園の違い 日本の国立公園一覧 国定公園一覧 桃の木温泉さんわそう 本格的な愛犬と泊まれる宿 北岳の麓、愛犬中心に運営されるお宿、お料理、温泉、就寝全て一緒 …