カードゲーム名。2008年にリオ・グランデ・ゲームズ(米)が発売して大ヒットし、以後追加セットが次々と発売されている。日本語版は2009年にホビージャパン社から発売されている。
2〜4人用。プレイヤーは中世の小国の領主という立場で領地を拡張していき、最終的に最も多くの領地を獲得したプレイヤーが勝利する。
トレーディングカードゲームからデッキ構築だけを取り出したようなカードゲーム。
貨幣3種、点数3種、アクションカード10種を購入し順次デッキに組み込むことで戦術パターンを最適化してゆき、最終的にデッキ内のポイントカード合計点を競う。
アクションカードは組み合わせにより大きな能力を発揮するが、そのためにアクションカードばかり組み込むと貨幣価値が稼げず購入が遅れたり、ポイントが低くなってしまったりする。
貨幣を多数組み込むことで購入を容易にすることができるが、アクションの爆発力には及ばないしポイント購入しなければ勝つことはできない。
ポイントを多数買うことが勝利の要ではあるが、ポイントカードは手札にあっては一切価値のないカードであるため有効な手札が少なくなり動きが鈍る。
自分のデッキ内のカードバランスをどう調整し局面の変化に柔軟に対応できるかが鍵となる。
アクションカードは25種あり、そのうち10種だけを使ってゲームするため、今回使うアクションカードの組み合わせ次第で戦術の有効性は大きく変わる。従って10回20回のプレイではゲームを見切ることはできない。通のゲーマー好みの遣り込み系ゲーム。
ドミニオン拡張セット 陰謀 (Dominion: Intrigue) (日本語版) カードゲーム