先日、医師や薬剤師、診療放射線技師といった医療機関の職員のかたがたが、バリバリ院内のシステム構築や実装・開発をやっている話を聞き、「ITスキルと推進力を併せもつ医療職がいれば、もはやベンダーにできることは残されていないのではないか?」という思いを強くしました。 こういった保守・開発体制は、メンテナンス性や属人化が主な弱点になると思うのですが、いざ「引継ぎを」となった際、引継ぎ先である技術者(やベンダー)にドメイン知識がなければ、現行システムの意図や目的とするところがまったく通じず、属人性を排する取組みにおいて力になることは難しいだろうと考えます。今後、ガラパゴス化した院内システムをほぐしていく…