原題アルタード・ステイツ(変えられた国――占領期以降のアメリカと日本) 草思社2004年発行 マイケル・シャラー著 市川洋一訳 厚い本でもありますので、前後半に分けてお伝えしています。今回は後半です。 引き続きアメリカ側はニクソン、キッシンジャーです。 兵庫チャンネル www.youtube.com アメリカは「日本の経済侵略」と捉えていた? <引用> ニクソンが日本の繊維業界の案を拒否→占領終了以後の相互関係のもっとも困難な時期の始まりを告げるもの。佐藤は自分あとがまを狙う福田赳夫と田中角栄を外相、通産相に任命、事態を打開しようとしたが、彼らが就任したちょうどそのとき、ニクソンは二度にわたっ…