格闘マンガは数多く読んできたけど、『レッド・ブルー』は、少々異色。主人公の青葉君が、まっすぐひねくれている笑。あと、登場人物がみんなどことなく力が抜けていて、ラクに読めるんですよね。日本の、そこらへんの高校生たちが主役で、悩みも等身大。 そして作者はネアカと体育会系がキライだと思う笑。どことなく、カゲやひねくれがある高校生達に感情移入しやすく、無駄な恋愛要素がないのが良い。 主人公がライバル視する相手は、格闘界の若手のホープで、教室ではもちろんスターのイケメン高校生。イジメられている主人公を助けては、なぜやり返さないのかと諭す、まっすぐ主人公キャラ。 こうした真っすぐ主人公タイプのデリカシーの…