こんばんは、紫栞です。 今回は、斜線堂有記さんの『恋に至る病』を読んだので感想を少し。 大量殺人犯との青春ラブストーリー こちら、2020年3月に刊行された長編小説。2025年10月にこの本を原作とした映画が公開予定で、偶々映画の予告動画を観て気になり、 www.youtube.com そしたらKindleUnitedで読み放題対象作品になっていたので読んでみました。 本のキャッチコピーは ”僕の恋人は、自ら手を下さず150人以上を自殺へ導いた殺人犯でした――。” という、衝撃的なもの。 あらすじは、 物語の主な登場人物は主人公の宮嶺望(みやみねのぞむ)と寄河景(よすがけい)。冒頭、男子高校生…