コンピュータ内部の回路間や、通信回線を使ったコンピュータ同士のデータ通信において、データの誤り(エラー)を検出する手法の一つ。誤りを検出するだけでなく、正しい値に訂正することもできる。1950年にアメリカのベル研究所のHamming氏によって考案された。本来のデータに、データから演算によって割り出したチェック用のデータ(ハミングコード)を付加して転送する。広く普及しているパリティチェックは、ハミングコードチェックの特殊な場合にあたる。RAID-2の誤り訂正符号に採用されている。
ハミング符号の過去問の解答が本当に合っているかの確認と理解のために検証しました。 問題 H30 春 高度 午前1 問1 問題 H30 春 高度 午前1 問1 ステップ1 組合せを洗い出す 問題文中には、X1X2X3P3X4P2P1という並びで書かれていますが、ここはわかりやすく、X1X2X3X4P1P2P3で並べて考えます。 排他的論理和(XOR)が0になるよう、データ4ビットと冗長3ビットの全組合せを書いてみます。X1~X4は単純に組合せです。P1~P3もノートで書いた後にエクセルに打ち込んで問題文に書いている式の通り計算して、0になることを確認しました。 ノートで考えている段階では、例えば…
こんにちは。たろすです。今回はハミング符号による誤り訂正について説明します。 ハミング符号とは 例題 問題 解答 おわりに おすすめの学習本 ハミング符号とは ハミング符号とは、データの伝送時に付加し、誤りを検知・訂正できる誤り訂正符号の一つ。 ハミング符号(Hamming code)とは - IT用語辞典 e-Words とのことです。誤り制御には検知しかできないものと訂正もできるものがあります。ハミング符号は1ビットまでの誤りなら訂正もできます。このような知識もよく問われるので覚えておきましょう。 例題 問題 さっそくですが例題を解いていきます。応用情報技術者試験からの出題です。ハミング符…