ふとしたことからこのディスクの存在を知り、中古にて購入。既に絶版だったので。敬愛するゴーティエ・カピュソンによるドヴォルザーク。指揮がパーヴォ・ヤルヴィと来れば、これを聴かないわけにはいかない。その演奏はと言うと、うっとり、の一言。ゴーティエ・カピュソンのチェロは端正で美しいことが基本なのだけれども、その基本を外さない、実に美麗なドヴォルザーク。男性ながら目をハートにしながら聴いておりました。そして自分にとっては初めてのハーバート。これまたなんとも歌心のある、チェロをじっくりと歌わせるコンチェルト。有名なドヴォルザークのそれと、比較的存在が地味なハーバートのそれとの対比によるカップリングではあ…