ソフトウェアのテストでは、x軸を日付、y軸を累積バグ数にしてバグ収束曲線のグラフを作成し、グラフが収束傾向を示しているかによって、ソフトウェアの品質が十分良好なレベルに達しているかを判断したりしてます。著者のブログ「 ソフトウェアのバグ摘出モデルとバグの収束性、テストの網羅性について 」で記述しているように、ランダムにテストを実行する場合は累積バグ数は収束曲線を描きますが、テストケースを順に実行する場合は累積バグ数と実行パスの累積数(累積テストケース数に相当)は直線的な比例関係であるため、一般に累積バグ数のグラフは収束傾向を示しません。そのためテストでは累積バグ数が収束傾向を示すグラフになって…