新聞の書評欄で「確かにバッセンが足りないと思う」というようなコメントを見て、読んでみたい!と思った一冊。 俺達の日常にはバッセンが足りない 作者:三羽 省吾 双葉社 Amazon ファミリー向け、とか、若者向け、子供向け…みたいなはっきりしたターゲットのあるような場所ではない。バッセンは、「いろんな人の居場所」として描かれている。 人はそれぞれいろんな事情があり、属する集団でうまくいかないことは 沢山ある。 居場所はたくさんあるのがいい。 目的を持った、サークル、趣味の会や習い事のような場所もある。 ちょっとした溜まり場のような場所もある。 でも、その薄く広い場所という意味で確かにバッセンが足…