このところ、二眼レフやレストアしたフィルム一眼など、カメラ趣味の方向がどちらかというとフィルムに向いています。同じ方向に気になる存在がもう一つ。父が遺したキヤノンのバルナックタイプカメラです。 残念ながらまともに動いてくれません。シャッター幕がヨレていて、シャッターを切るとよっこらしょという感じで後幕が閉まります。 機種を「往年のキヤノンカメラ図鑑」(枻文庫)で調べてみたら、ⅡD型のようです。レンズはCANON LENS 50mm F1.8。キヤノン公式サイトによれば、Serenar 50mm F1.8と呼ばれていたものと同一のレンズらしいです。同サイトには「コマ収差の影響によるフレアの発生を…