私たちのショッピング体験に欠かせない「百貨店」。特に新宿や町田など、日々の生活に密着した駅のすぐそばにある小田急百貨店は、多くの人にとって馴染み深い存在です。しかし、ECの台頭やライフスタイルの変化という大きな波の中で、同社は新宿店本館の営業終了という大きな決断を下しました。今回は、変革の真っ只中にある株式会社小田急百貨店の決算を読み解き、単なる「モノを売る場所」から「魅力ある接点(場)を共創するプラットフォーマー」へと進化を目指す、同社のビジネスモデルと未来への戦略に迫ります。 20250331_41_小田急百貨店決算 決算ハイライト(第41期) 資産合計: 23,080百万円 (約231億…