任天堂より1985年1月22日に発売されたファミリーコンピュータ用アクションゲーム。同年、任天堂VS.システムでアーケードゲーム版も発売された。
ファミコン黎明期の名作。
風船を持った主人公が空を飛び回って敵を倒していくアクションゲームである。主人公に付いている風船が2つとも割れたり、水中に落ちたりするとミスになる。水面の近くにいると、魚が登場して食べられてしまうこともある。
固定画面のステージで敵を倒していく面クリア型の1-PLAYER/2-PLAYER GAMEと、強制左スクロールのステージで障害物を避けながら延々と先に進んでいくBALLOON TRIP(バルーントリップ)の2種類のゲームがある*1。
主人公の動きには慣性が働き、動かすときの操作感が絶妙であり、「バルーントリップ」ではその操作性を思う存分味わうことが出来る。
ファミコン版は坂本賀勇、横井軍平、岩田聡、田中宏和の4人によって開発された。
2004年5月21日、ファミコンミニとしてゲームボーイアドバンス版が発売された。また、バーチャルコンソールでも配信されている。
このゲームが好きな人は、米Williamsの「ジャウスト」(Joust・1982)をお奨め。
「バルーンファイト」の続編として発売されたゲームボーイ/ゲームボーイカラー用ソフト。
2000年7月31日にプリライト版(「バルーンファイトGB」のデータを入れたGBメモリカートリッジ)が発売。続いて同年8月1日からニンテンドウパワーでの書き換えが開始された。
1人用モードはステージクリア型の左スクロールアクションゲームで、風船につかまって飛ぶ少女アリスを操作し、飛ばされた弟のジムを救出するため、ジムが残していった風船をたどりながら進んでいく。通信ケーブルを接続して互いの風船を割り合う2人対戦モードや、どれだけ先に進めるかを競うバルーントリップも用意されている。
2011年10月19日より、ニンテンドー3DSのバーチャルコンソールで配信されている。ただし、2人対戦モードはプレイできない。
クラブニンテンドーの2006年度プラチナ会員特典として2007年4月より配布されたニンテンドーDS用ソフト。
プレイヤーキャラクターをゼルダの伝説シリーズに登場するチンクルに置き換えてリメイクした作品。
バルーンファイト(1人用)、バルーントリップ(1人用)、バルーンファイト(2〜4人用、DSダウンロードプレイ対応)が遊べる。
*1:アーケード版にはバルーントリップは収録されていない。