ハンガリー生まれ、イギリスで活動した作家。(1865-1947)
『隅の老人』『紅はこべ』の作者である。
前に図書館で借りた本の下巻。 露骨なネタバレはないつもりだが、露骨ではないのはあるかも。 犯罪の中のレディたち〈下〉―女性の名探偵と大犯罪者 (1979年) (創元推理文庫) Amazon マッケンジー事件:単発の短編だが主役のグウェン・リースは作中ですでに有名な探偵。夫婦でホームズ役とワトスン役をしている。ホームズ役が妻のグウェンでワトスン役が夫のコリン・キーツ。なかなかややこしい事件だが、なんとなく真相の見当はつく。 フットボール試合:シスター・アーシュラは修道女。アメリカンフットボールのスター選手の冤罪を晴らすという話。クリベッジというカードゲームが鍵になっているが、それを知らないと分か…
世界名作探偵小説選作者:エドガー・アラン・ポー,バロネス・オルツィ,サックス・ローマー作品社Amazon 何があってもおかしくない作者:エリザベス ストラウト,Elizabeth Strout早川書房Amazon
ようやく終わった。 もう二度とこんな目に遭いたくないさ… 隅の老人バロネス・オルツィ 作品社 2014年01月 楽天ブックスで探す Amazonで探す hontoで探す 紀伊國屋書店で探す 図書館で探す by ヨメレバ 今回の感想は…お察しください 感想 おわりに 終 今回の感想は…お察しください どの私的に「よろしくない」作品いにあたっても なんとかいい方向に向けようとしてきました。 あの無駄にページ数だけ多くて中身が お世辞に密ではない大説とかいう作品も まあ着眼点に関してはよかったので 良い点のほうを見てきました。 ですが… これ、どうしようかね… いいところはちゃんとあるのよ、 あるの…
こんにちは。最近は偶然にもオーストラリアの映画やドラマを見ることが多いサトーです。今回はオーストラリアが舞台の小説を読みました。 ひまだなー、なんか推理小説でも読みたいなーと思ったときに手に取った本です。結論からいうと当たりでした。それもそのはずで、私が知らないだけでかなり有名な本だったようです。 1886年、自費出版 二輪馬車の秘密【完訳版】 (扶桑社BOOKS) 作者:ファーガス・ヒューム 扶桑社 Amazon この本は1886年にファーガス・ヒュームが自費出版し当時の人口50万人のメルボルンで大ヒットして” その年の終わりまでに2万部が売れた "とのことです。 " ヒュームの生存中、本書…
こんにちは。最近はおやつに冷凍マンゴーを食べているサトーです。ちょっと前までお菓子を食べていたんですが、ちょっとダイエットしてるので冷凍マンゴーに変えてみました。マンゴーに飽きたらナッツ類も追加してみようと思います。 さて、最近みた映画の感想です。もしかしたら、ちょいネタバレを含むかもしれません。 ストーリー 『紅はこべ』1934 紅はこべ(字幕版) レズリー・ハワード Amazon 時はフランス革命後のパリ。まさに貴族たちを処刑するギロチン台の広場。次々に処刑されていく貴族たちをみて民衆は歓喜の声を上げます。 実は、そんな貴族たちを助け出そうとしている一団がいます。それが「紅はこべ」です。 …
綾辻行人はわたしにとってルーツといえる作家だ。これまで、「推理小説にはまったきっかけ」を語る機会は多くあって、「はじめて読んだ推理小説」「推理小説を読むきっかけとなったハマった推理ゲーム」など様々な切り口で、これが自分にとってのミステリ趣味のはじまりだ、と語ってきた。そうした例としては、西村京太郎、島田荘司、『頭の体操』の多湖輝といった面々があげられる。しかし、「ミステリーを読む」「ミステリーを書く」といった営みを行う上での軸は、綾辻行人によって形作られたと断言してもいい。 十角館の殺人〈新装改訂版〉 「館」シリーズ (講談社文庫) 作者:綾辻行人 講談社 Amazon 綾辻行人のミステリは鮮…