Public Enemies
禁酒法時代の1930年代シカゴ。銀行強盗や列車強盗を繰り返していたギャングのジョン・デリンジャー、紳士的な立ち振る舞いと鮮やかな手口で、大衆やマスコミから注目を浴びていた。FBIはデリンジャーを「社会の敵ナンバーワン」と名指しし、捜査官メルヴィン・パーヴィスを送り込む。 マイケル・マンが骨太なタッチで描く、実在したギャングスターを基にしたアクション・ドラマ。
*1:Rated R for gangster violence and some language.
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「パブリック・エネミーズ」(2009)です。 あの無法者ジョン・デリンジャーの映画です。1973年にウォーレン・オーツとベン・ジョンソンが共演してジョン・ミリアスが監督した作品がありました。どちらかと言えば好い映画でしたが小品でした。でも、この作品は違います。監督がマイケル・マン、デリンジャーをジョニー・デップが演じて、メルヴィン・パーヴイスをクリスチャン・ベール、情婦ビリーをマリオン・コティヤールと配役も良く大作に仕立て上げています。 映画は、大恐慌4年目の1933年、仲間とインディアナ刑務所から白昼堂々仲間を脱…