気づけば、誰と居ても、どこに居ても、どんなにその瞬間が楽しくてお腹を抱えて笑っていても、「寂しい」という気持ちが、心のど真ん中に居座っていることが当たり前になっていました。そして、自分でさえ、「自分は、恵まれた人間関係に在りながら、なぜ、こんなにも孤独を感じてしまうのだろう」と、苦しんできました。そして、その”苦しさ”そのものが、愛着障害に因るものだと知ったのは、本当にここ数年のことでした。 愛着障害の人が時々、「自分には居場所がない」とか「わたしには友達居ないから」等とこぼすと、恐らくこの病を知らない、多くの人たちは、「え?ちゃんとあるよね?」とか、「わたし、あなたの友達だと思ってるんだけど…