★★★☆☆ あらすじ 連続殺人鬼ゴーレムの一連の事件を担当することになった刑事は、容疑者のひとりで、殺されて故人となっている男に注目する。イギリス映画。 感想 世間が注目するも難航する連続殺人事件の捜査を押し付けられてしまった刑事が主人公。一人ずつ容疑者に当たっていくのだが、各容疑者に実際の犯行の様子を演じさせる演出が上手い。一連のこの想像シーンによって事件の全体像を説明しつつ、各容疑者の犯行の妥当性を検証している。 ところでこの容疑者の中に唐突にカール・マルクスが登場して戸惑ってしまったが、実は殺された男をのぞいて全員が実在した著名人のようだ。そこに何か意味があるのかと深読みしてしまうが、単…