(日本時間における)2024年10月25日、大谷翔平の会見には各国の報道陣がそれはそれは押しかけたそうだ。その姿・言葉をよりよい場所で己の記録媒体におさめようと陣地争いが勃発し、怒号すら飛び交う現場だったというニュースを読んだ。 その信ぴょう性は確かめていないけれど、まあ大谷翔平ともあらばそんなこともあってもおかしくなかろうと思ってしまう。 たった一人のスターに、世界中が熱狂する。なんだか漫画かドラマのような話だなあという感想を抱いた。 似たような感覚を数年前にも覚えたことを思い出す。東京の街並みから人が消えた2020年の春。 新宿駅の中継を見て、ドラマでもそうそう見ることはない、せいぜいアニ…