原題は「Faces」(顔ばかり) インディペンデント映画の鑑と呼ばれている ジョン・カサベテスによる独立資本のみで作られた シネマ・ヴェリテ・スタイル風の傑作 シネマ・ヴェリテ・スタイルとは、手持ちカメラや同時録音によって (取材対象の人間に)”真実”を語らせる、ドキュメンタリーの手法のことで 公開当時から高く評価され、ヴェネツィア国際映画祭では男優賞受賞 カデミー賞では3部門にノミネート 2011年にはアメリカ国立フィルム登録簿に登録されたそうです 物語は熟年夫婦の夫の突然の離婚宣言からはじまる36時間で 実業家と娼婦、有閑マダム、プレイボーイという 満たされない人間たちの対立を生々しく描い…