映画『枯れ葉』。ゾンビ映画を見るシーン。 1月24日㈬。薄曇りの寒い日。 「池袋シネ・リーブル」へ、フィンランドの映画監督、アキ・カウリスマキの『枯れ葉』を見にいく。もっと早く見たかったし、実際、1度ネット予約もしていたのに、行きそびれていた。 カウリスマキ監督のことはずっと知らなかったが、前作(5年前)の『希望のかなた』が、なんともいえない飄々としたおかしさを持った作品で、すっかり好きになってしまった。 ★ フィンランドの首都ヘルシンキ。理不尽な理由で失業したアンサと、酒に溺れながらも工事現場で働くホラッパは、カラオケバーで出会い、互いの名前も知らないままひかれ合う。しかし不運な偶然と過酷な…