リスト::外国の映画::題名::は行 Bowling For Columbine
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マイケル・ムーア
アメリカのかかげる「自由主義」とは「銃武装の自由」の意であるところが大きい事を、銃社会でない日本のコに広く認知させた作品。また欧米社会において「銃の文化」はかつての「刀の文化」に通じるような精神性・美意識があるということ、さらには米国に限ってしかし「犯罪予防のために銃一般の規制」は即有効ともなりにくいかも、という、日本国ではピンときにくい所を色々考えさせたドキュメント、でもあった。
護憲派
<映画の感想>この映画はたとえ上記のような賞を取っていなかったとしても観たことでしょう。なぜなら、タイトルにあるコロンバイン高校の事件についての新聞記事やニュースの記事を大学1年の英語の授業で山ほど読まされ、強く記憶に残っていたからです。 本作は銃の問題についてドキュメンタリー形式で進んでいきます。ネットなどでは、かなり好意的な意見が多いですが、個人的にはあまり好きではありません。 被害者を連れてこられて、本人&カメラの前で銃についての好意的な意見なんて言えるわけありませんよね。言えるという人がいたら、よほど信念の強い人でしょう。 <キーワード>2002年アカデミードキュメンタリー長編賞 20…
原題も「BOWLING FOR COLUMBINE 」 アカデミー賞長編、ドキュメンタリー映画賞 フランスのセザール賞、最優秀外国映画賞 カンヌ映画祭では特別賞ほか多くの賞を受賞し マイケル・ムーアを一躍有名にした作品 監督自らのインタビュー式のドキュメンタリー映画で ムーアはこの手法を原一男監督の「ゆきゆきて、神軍」(1987)を ヒントにしたと答えています タイトルはコロラド州ジェファーソン郡コロンバインの郡立コロンバイン高校で 1999年4月に同校の生徒、エリック・ハリスとディラン・クレボルドが 銃を乱射した「コロンバイン高校銃乱射事件 」から 12名の生徒と1名の教師を射殺、重軽傷者2…
今日の夜は愛すべき大学時代の友人たちとの飲み会なので多分更新できないので今のうちに……。まあ、ほぼ昨日の話ですが。 【労働&雑感】 天皇陛下に心の中で「ごべぇぇぇぇん!!!!」って言いながら諸々に白旗を上げました。まあ、妙な意地を張ってもしょうがない。これでもう出世も職場での立場もなくなるのだろうけど、別にどうでもいいわな。逆にこれで何ら手当がなされなかった時のことを考えないといけないわけですが。何はともあれ、ここが人生の踏ん張り時です。 以前俺がどこかのエントリで年収600万円あれば万々歳の暮らしができると豪語した記憶があるのですが、下方修正して年収500万で生きていくことを目指したいと思い…
映画の歴史 その182000年代2000 年代後半以降、YouTube などのストリーミング メディア プラットフォームは、インターネットとカメラ (スマートフォンの標準機能) にアクセスできる誰もがビデオを世界に公開する手段を提供しました。 また、ビデオ ゲームや他の形式のホーム エンターテイメントの人気の高まりと競合して、業界は再び劇場公開をより魅力的なものにし始め、新しい 3D テクノロジーと壮大な (ファンタジーとスーパーヒーロー) 映画が映画館の主力になりました。 このドキュメンタリー映画は、『ペンギンの行進』やマイケル・ムーア監督の『ボウリング・フォー・コロンバイン』、『華氏9/1…
映画の歴史 その171990年代1990 年代初頭、米国では独立系映画が商業的に成功を収めました。 映画は、『ターミネーター 2: 審判の日』 (1991 年)、『ジュラシック・パーク』 (1993 年)、『タイタニック』 (1997 年) などの特殊効果映画にますます支配されるようになりましたが、後者は当時史上最高の興行収入を記録した映画となりました。 同じくジェームズ・キャメロン監督の『アバター』(2009年)、スティーブン・ソダーバーグ監督の『セックス、嘘、ビデオテープ』(1989年)、クエンティン・タランティーノ監督の『レザボア・ドッグス』(1992年)などのインディペンデント映画は、…
てーきゅう(6期)の5話~8話の感想を書く。
2023 日本 ネタバレあり。 1923年、関東大震災。 10万5000人の死者・行方不明者を出したその当時、人々は混乱のなかで、不安や恐怖の答えを探して、一つの暴力的な道を辿りました。 震災後の混乱に乗じて、反乱を起こす分子が現れたから自警団作ってやっつけろ!と。 不安と恐怖は、政府やマスコミに焚きつけられ、人々は自衛という名のもとに朝鮮人や社会主義者にリンチと殺戮を行いました。 この震災後のリンチ、殺戮の犠牲者の数ははっきりしておらず、この「はっきりしない」ことに日本政府の不誠実さが滲み出ているんですが、6000人に及ぶと言われています。 これが史実であることが悲しいです。 この悲しみは、…
Xboxでゲーム「Starfield」が発売されてしまった。いや何で「しまった」なのかって、このゲームを発売したBethesda Game Studiosってのが、俺がドハマりした「Fallout」「The Elder Scrolls」というオープンワールドシリーズを作った会社なんですよ。 そこが新しく製作したオープンワールドゲームがこの「Starfield」なので、どう考えても俺がハマらざるを得ないわけで。通常ならフルプライスの新作は買わない俺だが、いかんせんXbox GAME PASSのラインナップに入ってるのですぐ遊べてしまうわけですよ…でやっぱり面白いなと。 宇宙船をカスタマイズできる…
今春公開された映画「Air」。1984年のNikeが舞台で、CEOフィル・ナイトからバスケットシューズ部門の立て直しを命じられた主人公が、まだ無名だったマイケル・ジョーダンと契約を結び、それがAir Jordanの大ヒットへとつながり、ライバル社に圧倒的な差をつけていく…、というほぼ実話なサクセスストーリーが描かれていました。 一方、今から四半世紀前の春、「The Big One」という映画が一般公開されています。監督はマイケル・ムーア。突撃取材を持ち味とする映画監督、ドキュメンタリー作家で、2002年の「ボウリング・フォー・コロンバイン」で日本でも知られるようになりました。しかし、その作風・…
十戒 BSプレミアム9月7日(木)午後1時00分〜4時41分 ヘブライの子でありながらエジプトの王子として育てられたモーゼ。しかしモーゼは反逆者として追放され、民衆とともにエジプトを脱出する…。旧約聖書「出エジプト記」の物語をチャールトン・ヘストン主演、ユル・ブリンナー共演で描く歴史スペクタクル超大作。セシル・B・デミル監督が1923年に製作した作品を当時最先端の特撮技術を駆使して再び映画化。アカデミー特殊効果賞を受賞した、海が割れるシーンはあまりにも有名。【製作・監督】 セシル・B・デミル 【脚本】 イーニアス・マッケンジー、ジェシー・L・ラスキー・ジュニア、ジャック・ガリス、フレドリック・…
ここ最近視たけどブログに書かなかった映画の一口コメント。 ◆『ターゲット』おバカ映画。最初から最後までおバカが貫かれてていい。 ◆『キンキーブーツ』劇中のセリフも、いまだとLGBTへの配慮からもう少し柔らかい表現になるかもしれない。先に『それでも夜は明ける』を視てたのでキウェテル・イジョフォーの印象が大きく変わった。そりゃアカデミー賞取るわ(´_ゝ`) ◆『ブラックボックス:音声分析捜査』わりとこういうスタイルの話は好き。現実では有り得ないけどね(´_ゝ`) ◆『ブラック・フォン』幽霊が味方側ってタイプの映画は珍しいよね。仮面つけてたのでイーサン・ホークに気付かなかった(´_ゝ`) ◆『劇場版…
全4項目 ●代表作 ●「映画に毛が3本! (KCピース)」で語った主な映画93本 ●「twitter(@daiouworks)」より7本 ●「フリースタイル57 特集:マンガ家による 極私的偏愛映画ベスト10 PART 2」より13本 「トトのイタリア自転車レース」より 全4項目 ●代表作 漫画「セクシーボイスアンドロボ」、 「茄子」、 「大日本天狗党絵詞」等 | 漫画家として活躍する黒田硫黄が語った・影響を受けた・好きな映画。 ●「映画に毛が3本! (KCピース)」で語った主な映画93本 ※◆…「大」以前 ・ ・あとがきで名を挙げた好きな映画15本 レ・ミゼラブル クロード・ルルーシュ…1…
・五十嵐貴久・ ・三浦しをん・ ・誉田哲也・ ・井上靖・ ・横山秀夫・ ・J.D.サリンジャー・ ・大江健三郎・ ・佐伯泰英・ ・内田康夫・ ・道尾秀介・ ・村田沙耶香・ ・辻仁成・ ・成田良悟・ ・鎌池和馬・ ・三木一馬・ ・住井すゑ・ ・柚月裕子・ ・片岡義男・ ・藤原伊織・ ・瀬名秀明・ ・内田百閒・ ・ホルヘ・ルイス・ボルヘス・ ・有栖川有栖・ ・鈴木光司・ ・柴田錬三郎・ ・池澤夏樹・ ・生島治郎・ ・宮下奈都・ ・森絵都・ ・荻原規子・ ・あさのあつこ・ ・石田衣良・ ・川上弘美・ 「その他作家」で個別化できるほど情報が集まっていない小説家が影響を受けた・好きな映画のリスト。 …
本日も舞台写真とともに本編を振り返ります。いよいよ終盤にむけて、物語も大きく動き出しました。 海の民たちがホホジロの手によって、どんどんやられています。手口がだいぶ猟奇的。みんな海を怖がるようになり、とても不穏な雰囲気。コハルは自分がナダレにあんなことをしたからじゃないかと不安。ミクモにすがる。 ここ、好き。山口さんが「たまにめちゃくちゃ頬っぺた、ブニッってやるんだよ、駒野」って言ってたけど。ミクモの手の角度がいい。優勝。 海と対話をするミクモ。公演ごとに「その公演を代表する写真」を選ぶんですが(劇団紹介とかに使う)これはトップに入る写真。波マシーンと、凛とした役者と、衣裳っぽい衣裳と、小道具…
Amazonプライムで見放題が終了しそうだったので『ボウリング・フォー・コロンバイン』を視た(´_ゝ`) 実は20年前、映画館に観に行ってる。たしか恵比寿にある映画館で、めっちゃ綺麗でイスの座り心地が抜群に良かったのを覚えてる。 20年経つと、当時感じてたこととは別の視点が出てくるね。 基本的にマイケル・ムーアは好きで、『ボウリング・フォー・コロンバイン』以降の作品は全部観てる。 でも今視ると、全面的に支持はできないなぁと思う部分もちらほら。 やや左寄りの思想が見え隠れするのがね(´_ゝ`) とはいえ、やっぱり面白い。思想的な違いはあっても、体当たりのドキュメンタリーは時代が変わっても視る価値…
ボウリング・フォー・コロンバイン(字幕版) マイケル・ムーア Amazon Amazonプライムで。アメリカで銃による死者の数が圧倒的に多いのは,そりゃ銃があれほどどこにでも,生活のごく身近なところにまで流通しているからでしょう,と思っていたら,カナダも同じような状況であるにもかかわらず,死者の数は桁違いに少ないらしい。結局,アメリカというのは,人々の恐怖や不安を煽ることで商品を売るという「ビジネス」を,政府,大企業,メディアがずっとやってきて,銃による圧倒的な死者数というのは,そのツケが回ってきているということなのである。でも,やめられるわけなんてないようである。