ボーイスカウト運動の中で小学校5年生の9月から中学校3年生までの少年少女を対象として活動する部門。
班及び隊の活動に参加することによって自分の責務を果たし、野外活動を主とした体験学習をとおしてよき社会人たる資質の向上を図り、ベンチャースカウトへの上進を目指す。
ボーイスカウトのモットーは「そなえよつねに(備えよ常に)」
ボーイスカウト部門の活動目標は以下のとおり
入隊に際して、ボーイスカウトは以下の「ちかい」をたてます。
私は、名誉にかけて、次の3条の実行をちかいます。
- 1. 神(仏)と国とに誠を尽くしおきてを守ります。
- 1. いつも、他の人々をたすけます。
- 1. からだを強くし、心をすこやかに、徳を養います。
この「ちかい」は、ボーイスカウト、ベンチャースカウト、ローバースカウト、成人指導者の全てに共通です。
- スカウトは誠実である
- (スカウトは、信頼される人になります。真心を込めて、自分のつとめを果たし、名誉を保つ努力をします。)
- スカウトは友情にあつい
- (スカウトは、きょうだいとして仲よく助け合います。すべての人を友とし、相手の立場や、考え方を尊重し、思いやりのある人になります。)
- スカウトは礼儀正しい
- (スカウトは、規律正しい生活をし、目上の人を敬います。言葉づかいや服装に気を付け、行いを正しくします。)
- スカウトは親切である
- (スカウトは、すべての人の力になります。幼いもの、年寄り、体の不自由な人をいたわり、動植物にもやさしくします。)
- スカウトは快活である
- (スカウトは、明るく、朗らかに、いつも笑顔でいます。不平不満を言わず、元気よく、進んでものごとを行います。)
- スカウトは質素である
- (スカウトは、物や時間を大切にします。むだをはぶき、ぜいたくをせず、役立つものは活用します。)
- スカウトは勇敢である
- (スカウトは、勇気をもって、正しく行動します。どんな困難があってもくじけずに新しい道をきり開きます。)
- スカウトは感謝の心をもつ
- (スカウトは、信仰をあつくし、自然と社会の恵みに感謝します。お礼の心で、自然をいつくしみ、社会に奉仕します。)
この「おきて」は、ボーイスカウト、ベンチャースカウト、ローバースカウト、成人指導者の全てに共通です。
奉仕活動やキャンプなどを通して少年を教育する法人団体。
英国で1907年にベーデン-パウエル卿によって設立され、現在では216の国と地域で約2800万人の加盟員が活動している。(世界スカウト機構への正式加盟は、154ヶ国で約2600万人)
幼年期から青年期にわたる各年齢層に適応するよう、ビーバースカウト・カブスカウト・ボーイスカウト・ベンチャースカウト・ローバースカウトの各部門に分かれており、それぞれ制服や規律が定められている。
財団法人ボーイスカウト日本連盟の教育規定では、目的と基本方針を以下のように定めている。
駅前で募金活動を行ったり山へキャンプに行ったり、徹夜で歩きとおす「オーバーナイトハイク」というのもある。
四年に一度、ジャンボリーという日本全国のスカウトが集う一大キャンプイベントがありそこでチーフリングなどを交換し合ったり。
ガールスカウトというのもあるがこれは主に奉仕活動がメイン。