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マテーラの洞窟住居

(地理)
まてーらのどうくつじゅうきょ

(英語:The Sassi and the Park of the Rupestrian Churches of Matera、仏語:Les Sassi et le parc des églises rupestres de Matera)
イタリア共和国バジリカータ州マテーラ県マテーラにあるユネスコの世界遺産登録物件。マテーラは1663年にバジリカータの州都となり繁栄期を迎える。しかし1806年にポテンツァに州都が移され、その後の経済逼迫の影響もあり衰退していく。その後、長らく小作農民の住居であったサッシは、南イタリアの貧しさの象徴的な見方がなされ、第二次世界大戦時には不衛生で不便な暮らしが嫌われ、廃墟と化していった。1970年代以降、建築学上貴重なものとして省みるようになった。イタリア政府が保存に乗り出し、世界遺産へ登録が後押しとなり、人が戻り始め、現在は洞窟住居の5分の1ほどが再利用されている。

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