「マンガ愛してます」は1977年に発売された里中満智子さんのこれまでの自分自身のお話し、自伝ですね。 それまで漫画家になるには、投稿が、持ち込みか、だれか先生の弟子入りしてそのつながりで編集者に認めてもらうかその3つしかなかったのですが、里中先生は初めて開催された講談社の新人漫画賞に16歳の時応募して入選。 それが「ピアの肖像」1964年 漫画家としてデビューしますが当時、高卒女子の初任給が2万円以下だった頃、6万4千円だったのだから、かなりの収入だった事が分かります。 ◇ その後、上京し編集者と恋愛関係になりますが、里中先生は私生活も作品に反映してしまうようで、あまりにも陶酔してしまいその頃…