インドやその周辺国で食べられている香辛料とお肉の炊き込みご飯。ペルシア(イラン)料理のプラオ、あるいはプラオが元となった中央アジアのポロなどが源流ではないかとされている。1641年(寛永十八年)、ポルトガル人がパキスタン北部の都市ラホールの市場でビリヤニらしき料理を目にしている。 ペルシア料理とムガル朝 モンゴル・ブリンジ 参考文献 ペルシア料理とムガル朝 1540年(天文九年)、インドのムガル朝はアフガニスタンから興ったスール朝に敗れて一時的に滅亡。皇帝フマーユーン(初代皇帝バーブルの子)はペルシア(イラン)のサファヴィー朝への亡命を余儀なくされた。その後の15年間、フマーユーンはサファヴィ…