母の悲願であった村の殲滅という役目を成し遂げた少女が呪縛から解き放たれ新たな旅に出る話。 ファプタは母を利用して創立された成れ果て村を滅ぼすことだけを生きる理由としていた。 だが村を滅ぼす過程において、様々な人々の想いの積み重ねを知っていくこととなる。 村を崩壊させるためにはかつて姉妹たちを食った村人たちを食うことが必要であった。 村人たちを食うことで初めて母が残した力の使い方を知るのであった。 また怨念だけを抱いていたと思っていた亡き母には愛する人ヴエコがいたのであった。 黄金郷はクズでも黄金に変えるという伝説があったがまさにヴエコの人生も変わったのである。 【目次】 原作におけるアニメ2期…
アニメ2期は最終回を目前にして特番となり1週分空いてしまった。そのため続きが気になり漫画原作で「烈日の黄金郷」編に該当する部分を読んだ。ここでは最終回に備えてアニメ11話以降の内容が漫画原作ではどのように描かれていたかをまとめていきたいと思う。 【目次】 「烈日の黄金郷」アニメ11話までの概要 原作58話 復活のファプタによる血の解放&ジュロイモー業物披露 ワズキャンの最後 最終決戦へ挑むリコさん隊&残りの成れ果てズ 原作59話 ヴエコ成れ果て化 村の崩落 原作第60話 崩落からの退避 ファプタとヴエコの邂逅 ファプタの旅立ち 原作61話 ファプタ仲間になる 原作62話 ワズキャンの真の目的は…
原生生物大暴れ!ファプタリョナ祭開催~成れ果て村は崩壊寸前~の巻。 ファプタにより村人殲滅が行われる中、ナナチがベラフを連れて登場。 新衣装ナナチの釣り竿誘導によりベラフは自らの身を犠牲に過去の記憶を伝える。 ベラフが残したのは亡きイルミューイの幸福な記憶であり、ファプタは戸惑う。 だが困惑するファプタを尻目に村の護りが解かれたことで原生生物が襲撃してくる。 ファプタの想いも因縁も存在意義も圧倒的な原生生物の前では只々無力であった。 瀕死寸前のファプタに対し村人たちは自身の体を食わせファプタを復活させる。 イルミューイを食って助かった村人たちが、今度は自らの身体をファプタに捧げる 新衣装ナナチ…
ベラフからのナナチ解放&ファプタとレグの出会いが描かれた話。 ファプタの成れ果て村への侵入をきっかけに覚醒したベラフはナナチを解放する。 だがミーティーは村外へ出れば消えてしまう存在であり2度目のさよならをする。 一方火葬砲の反動で昏睡していたレグが目を覚ますと村はファプタに惨殺されていた。 レグはファプタを止めるために戦闘となり、二人の出会いが回想されていく。 ファプタにとってレグは将来を誓いあった仲だったのだ。忘却されればショックも当然。 断片的に去来するファプタの過去の姿にレグは涙するがその隙を付け込まれてしまう。 ファプタにとってレグは将来を誓い合った関係だったのにレグはそれを忘れ思い…
火葬砲で奈落のルールを書き換えファプタが成れ果て村に入れるようにする話。 成れ果て村はイルミューイの犠牲により創られた呪われた村であった。 イルミューイの末子ファプタは母の願いを果たすべく村人の殲滅を試みる。 成れ果て村は母の胎内であるため生み出された娘のファプタは入ることができない。 母の子宮に回帰するためには奈落のルールを書き換える火葬砲が必要だったのだ。 そんなレグたちに村の脅威をオートで排除するジュロイモーが襲い掛かる。 逡巡するもレグは火葬砲を使うことしか選択肢が無くついに発射してしまう。 こうして村の護りは破られファプタ参上。ついに母の怨みを果たすべき時がやってくる。 イルミューイ…
成れ果ての村創立説話(下)。村はイルミューイの胎内に形成されたものであったという話。 イルミューイが産んだ子どもを潰して肉にし食べることで生き延びたガンジャ隊一同。 欲望の揺籃は複数ありヴエコが気を失っている間にイルミューイに2個目が使用されていた。 人外となり知性も喪失したイルミューイは最終的に肥大化する巨大な建造物となり果てた。 この時、粘膜を通ってイルミューイの胎内に入ると人間はその姿を人外に変えるが適応する。 ヴエコはあまりの所業に耐えられず自殺を選ぶがワズキャンに捕まりイルミューイの脳内に繋がれた。 こうして成れ果ての村が成立したがイルミューイはもう一つの欲望の揺籃に最後の子どもを願…