ヨモギハムシは、ハムシとしては珍しく、なぜか晩秋から冬にかけてが恋の季節です。12月ごろまでせっせと交尾に励む姿が見られて、恋に見放されて冷え切った虫好きの心を温めてくれますね。 成虫で冬を越して、春に産卵する個体もいるようですが、関東では基本の越冬態は卵だと思います。11月、12月にお腹パンパンの雌が大量に卵を産むので、越冬した成虫はもうフラフラ状態だと推測されるからです。 卵でお腹がパンパンで羽が閉じられないヨモギハムシの雌 ヨモギハムシ、青いカップルの交尾 ヨモギハムシ、金色のカップルの交尾 ヨモギハムシ、金と青のカップルの交尾 卵が孵化するのは、はヨモギの新芽が出るころのようで、暖地で…