知念実希人さんの著作。ガラスの塔の殺人が衝撃的だったので、本作も読んでみた。 yomumiru.hateblo.jp 全くミステリーではない。バイオホラー?そして題名から何か怪しげな「草」を連想していたが、全く草の話ではなかった! そして、終盤はさすがでした。 「黄泉の森には絶対に入ってはならない」人なのか、ヒグマなのか、禁域の森には未知なる生物がいる。究極の遺伝子を持ち、生命を喰い尽くすその名は――ヨモツイクサ。北海道旭川に《黄泉の森》と呼ばれ、アイヌの人々が怖れてきた禁域があった。その禁域を大手ホテル会社が開発しようとするのだが、作業員が行方不明になってしまう。現場には《何か》に蹂躙された…