大好きな映画でも、手放しで褒められない作品は結構ある。 映画『トゥモローランド』もその一本である。 過剰宣伝、それを受けて抱いた僕たちの過剰な期待、その表層部だけが一般層に広がって根付いてしまった都市伝説、肝心の中身、映画としての面白さ・・・。 様々な要素が絡み合い、絡んだ割には大事なところには引っかからず、 壮大なプロジェクトであったはずなのに、なんとなく不発に終わったこの『トゥモローランド』 僕は大好きな映画だ。 だけど、正直みんなが見て面白いかどうかはわからない。 目次 目次 「プルス・ウルトラ」とウォルト・ディズニー ファンの期待と肝心の中身 オプティミストであること 「ガワ」へのこだ…