封切り四日目。 席数112の【SCREEN8】の入りは五割ほど。 昔の長尺モノはインターミッションが設定されている作品も多かった。そして、その途中休憩の間に趣向を凝らす場合も。 例えば〔レッズ (1981年)〕。上映時間は194分。場内が明るくなると〔インターナショナル〕が流れる。まさしく作品に合致した楽曲。 一方、直近で観た〔聖なるイチジクの種〕は167分あっても設定はされていない。 そして、本作。15分のインターミッションを入れて215分。 で、その間には、作品の一場面を象徴する結婚式の家族写真がスクリーン上に投影され、デジタルタイマーが時を刻む。 音楽や効果音は流されるものの、もうちょっ…