2000年代のウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ作品は商業的にはかなり苦戦していた、いわゆる「暗黒期」と呼ばれていた時代である。だが、奇妙で面白い作品がたくさん産まれたという点では、かなり豊作の時代だったように思う。 いつか「パッとしないけど愛おしい〜」で紹介したように、 今回紹介する『ラマになった王様』も、奇妙で、泣けて、笑えて、ものすごくふざけていて、それでいて誰かの胸にざっくりと風穴を開けるような切なさを孕んだ作品でもある。 『ラマ王』、再評価してみないか。 ラマになった王様 オリジナル・サウンドトラック アーティスト:サントラ,ムーチョ★ヒデキ(西城秀樹),フレンズ・フォー…