アラスカの海岸で205歳と思われる長く生きた魚が発見され、 そのニュースがきっかけとなって作られた絵本です。 とても小さくて、しずかで、美しいうみべの街がありました。 海は青く澄み、浅瀬は太陽の光が、海のそこまで届くほど、 きれいな海です。 アルバはその海に100年生きています。 色鮮やかなサンゴ礁、色とりどりの魚たち、美しい貝たちに囲まれ過ごしています。 アルバは美しいものを見つけるのが得意。 大好きな美しいものに囲まれて、暮らしていました。 月日は経ち、アルバはだんだんと美しいものが姿を消していっていることに気が付きました。 その代わりに、今まで見たこともないような、奇妙なものが現れるよう…