ランプーン

さわでぃちゃお🐘ソムタム娘です。 チェンマイに滞在している間に一度行ってみたかった場所ランプーン。 そもそものきっかけは・・・ どうやらタイ北部には干支に因んだ寺院が存在するらしい。 ラーンナー地域（現在のタイ北部）には仏教信仰のひとつとして、十二支ごとに定られた仏塔が存在し、自分の生まれ年に由来を持つ仏塔を巡礼するという信仰習慣があるんだとか。 そしてワタシの干支にあたる酉を守り神とする寺院『ワット・プラタートハリプンチャイ』がランプーンにあるということを友人にたまたま聞いたのだ。 （この情報もチェンマイに長く住む友人から教えてもらった） これは行くっきゃない！ 今回はチェンマイからも日帰り…

20年以上前に入手したタイ北部ハリプンチャイ期（ランプーン県出土）のテラコッタ製の仏像頭部です。昨年やっと立派な台座が完成しました。 新しい台座を設置する際に頭部との微妙な傾き等を確認する為、台座屋で一泊しました。下はその時に撮った写真です。 素晴らしい作品で、ハリプンチャイ初期のドヴァーラヴァティー美術の影響を受けたハリプンチャイ中期頃（10〜11世紀）のものだと思います。よってハリプンチャイ期よりもドヴァーラヴァティー期のものと比較した以前の記事を貼り付けておきます。https://thaikottou.hatenablog.com/entry/2019/04/08/023554 またこの…

タイ北部、ハリプンチャイ期の菩薩頭部（女人）を記事にします。この頭部は２０年以上前に入手したものです。ハリプンチャイ様式の横顔や後頭部の結われた毛髪など魅力的な頭部で気に入っているいます。 久しぶりにこのテラコッタ製頭部を記事にした訳は、 現在、ハリプンチャイ国立博物館（タイ北部ランプーン県）に展示されている写真下右側の 人物像頭部（男神像 又は 菩薩像）を見た際に急に思い浮かんだからです。 その理由はこの写真から分かるように、性別、髪型は異なりますが、顔部分の比較では、額の穴や眉毛、目、鼻、口の形状、顎から頬の輪郭等、予想通り、とてもよく似ていました。年代的にもほぼ同時期頃（12〜13世紀）…

ロイクラトン タイの灯篭流し「ロイクラトン祭り」は、毎年10月または11月（旧暦12月）の満月の夜に行われる水の祭典。（2024年は11月15日（金）がロイクラトン） バナナの葉や幹で作った灯籠に、色鮮やかな花を添え、お線香とロウソクを立てて川に流し、川の女神であるプラ・メー・コンカーに捧げます。 タイではソンクラーンに並ぶ、大規模で重要なお祭りです。 この記事では、ロイクラトンの起源や灯篭流しの方法、バンコクのロイクラトン会場の場所をご紹介します。

先日ランプーンに行った際にチェンマイで手に入れたアユタヤ様式の仏像です。表情が良く、サイズも可愛くて惹かれました。小型ですが厚みがありずっしりと重いです。 小型サイズでしっかりとした表情のあるものはなかなかありません。材質はブロンズ（青銅）に似ていますが黄銅（真鍮）のような気がします。写真屋で撮影して来ました。 年代は切れ長の目や頭部の形状など美術様式からアユタヤ末期（18世紀後半）頃に作られた可能性もありますが、材質的にはアユタヤ王朝期後の19世紀〜20世紀初めに作られたもののように思えます。ウートン美術やクメール美術（カンボジア美術）の影響も受けているような気がします。 しかし、この最後の…

先日、ランプーンのコンテストに行った際に入手したランナー期の水晶仏頭部残欠（写真１〜５枚目）です。材質は石（石英）だと思います。売り手は有名なチェンマイ県ホート郡出土と言っていましたがホート郡はチェンマイ県最南部に近いエリアでランプーン県とも接しており、可能性はあると思います。ルーペで覗いて見ると美術レベルが高く、下の写真のように後ろから光をかざすと美術様式の良さが分かります。これは素晴らしいと思い購入しました。 そのホート郡出土の水晶仏がチェンマイ国立博物館に展示されています。 いずれもホート郡出土のものです。記述を見ると年代は17〜18世紀。 その中の１つ（少し塗金が残っているもの）と今回…

久しぶりに「仏像・お守りコンテスト」カテゴリーを更新します。昨日、約１年半ぶりに仏像、お守りコンテストに行ってきました。開催された場所はタイ北部ランプーン県（チェンマイ県の南に隣接する県）でハリプンチャイ王国（８〜１３世紀）の都があった古都です。コンテスト前日にチェンマイに入り、当日はチェンマイからランプーン県の会場までバイクで移動しました。今回のどうしてもこのコンテストに参加したかった理由はコンテスト項目の中に「ランプーン時代の仏像頭部（テラコッタ製）」があったからです。 チェンマイからのランプーンまでは雰囲気のいい旧道で行きました。 毎度、コンテストが始まる前の早朝の会場内部も外側もプロ、…

1. はじめに 1984年に公開された映画「ゴーストバスターズ」は、そのユニークなロゴで多くの人々の記憶に残っています。 この記事では、ゴーストバスターズのロゴの白いやつの名前や、そのロゴがどのように作られたかについて詳しく説明します。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 2. ゴーストバスターズのロゴの白いお化けに名前はある？ ゴーストバスターズのロゴに登場する白いお化けの名前は「ムーグリー（Mooglie）」と言います。 映画の製作初期に、ダン・エイクロイド（Dan Aykroyd）とアイバン・ライトマン（Ivan Reit…

あてくしが訪れたタイ国内旅行の中でも強く思い出に残っている場所のひとつが、このワット プラ プッタバート スッターワート。 チェンマイのお隣、ランパーン県にある一度は訪れるべきスポットでござーます！ でもですね、改名する以前の名前 "ワット チャルーム プラキアット" の方が名が通っている上に、名前が長過ぎて一生覚えられない！ もうええっ！覚えないことにしました。←え これでいきましょう。 【ランパーン 天空の寺院】 タイ国政府観光局が Unseen Thailand (知られざるタイの絶景)に選出している、知る人ぞ知るお寺はんでござーます。 でもですね。 タダで絶景拝めると思うなよ？ ってい…

※2024/10/15追記 ゴーリー展、現在は奈良に行っているみたいですね。「エドワード・ゴーリーを巡る旅」としては関西初開催！11月10日までです。 その後は、2025年3月1日～4月6日（予定）で、名古屋の松坂屋で展示されるみたい。 邦訳されているゴーリー作品を全て紹介！ エドワード･ゴーリー（Edward Gorey）は1925年生まれ。アメリカ人絵本作家である。2000年に亡くなられている。 彼の作風についてはWikipedia先生から引用させて頂こう。 絵本という体裁でありながら、道徳や倫理観を冷徹に押しやったナンセンスな、あるいは残酷で不条理に満ちた世界観と、徹底して韻を踏んだ言語…

こんにちは、まなおです。久しぶりのブログでなんだか大げさなタイトルですが、生まれて初めて肉眼ではっきりと天の川を見ることができた感動に興奮さめやらず、勢いで書いております。チェンマイの山間にある小さな村の丘の上には満天の星が輝いていました。 チェンダオの山火事とPM2.5 思ったよりひどかったチェンマイの空 一から宿探し クンペ村へ 展望テラスで晩ごはん 満天の星 おわりに チェンダオの山火事とPM2.5 実は、今回のチェンマイ旅行、当初の予定ではチェンダオへ行く予定だったんです。暑季が終わり雨季に入る前にチェンダオ山（ドーイルアン）の星空鑑賞をすることが目的でした。2泊を予定しており、1泊は…

【週末息子と見る映画】のKONMA０８がお送りする自己満足ブログ 【０８映画缶】 間もなく開演です！！ No.1018 【大災難P.T.A.】（1987年作品） 今回はチラシとパンフレットと前売り券です。 《前売り券》 《解説》 旅は道連れ世はナサケ 生まれついてのお人好し そもそも多難の前兆は 隣り合わせた難儀な男 話にのったが始まりで 雪難・水難・盗難と ３泊４日の大受難！ 当代随一のコメディアンといえば【サタデーナイト・ライブ】あたりの卒業生を指す。このほど紹介するこの男も【サタデーナイト・ライブ】の出身者。【ブルース・ブラザース】のジョン・ベルーシとダン・エイクロイドに【ビバリーヒルズ…