リーザ・フローラ・メルノ

アークザラッド26話より11 エルク「トッシュ、そんなの自分で考えろよ。」 トッシュ「ああ？」 エルク「行こう、リーザ！」リーザ「はい！」 二人は手を繋ぎ、笑いながら駆け出した。 トッシュ「自分で考えろだぁ？」一同「ははははははは！」 シュウ「どうだ、考えてみるか？」 トッシュ「さぁて、どうするかな？」 エルク＆リーザ「あははははははは！」 エルクとリーザが手を繋ぎ笑顔で駆けていくシーンで、アニメ版アークザラッドはエンディングを迎える。

アークザラッド26話より10 クライブ「帰るがいい…君たちの世界へ…。みんなの見守る、あの…」 クライブは聖櫃に飲まれてしまった。そして聖櫃は再び封印される。 リーザ「あぁ…ううっ…。」 クライブの最期に泣き伏せるリーザ。 エルク「俺たちは生きていくさ。みんなと…一緒に…。」

アークザラッド26話より⑨ 戦いに終止符が打たれ、聖櫃が再び封印されようとする。 クライブ「やはりこうなるのか…。私の運命は、精霊に拒まれた時から決まっていたのだな…。」聖櫃から溢れた闇とともに、クライブも聖櫃へと吸い込まれていく。 リーザ「違うわ。精霊は、みんなを許してる。愛してるわ！あなたのことも…。」手を差し伸べ、クライブを助けようとするリーザ。 クライブ「そうかもしれないな。私もそれを知っていたはずなのに…。」 リーザ「こっちへ。」 クライブ「もう遅い…。」クライブはリーザの救いの手を拒んだ。

アークザラッド26話より⑧ ククルによって強制的に外に出されたエルクとリーザ。 リーザ「私、ヒドイことをしてしまった！聖櫃を開け世界に闇を呼んでしまった！そのせいで、アークさんとククルさんを！」自分を責め、嘆くリーザ。 エルク「こんなこと…こんなことってあるのかよ！」

アークザラッド26話より⑦ エルク「わかった。」 エルク「リーザ！俺だエルクだ。迎えに来た。一緒に…帰ろう…。」エルクがリーザに呼びかける。 リーザ「エル…ク…。」 エルク「そうだリーザ。辛い思いをさせてごめん。今度こそ俺と一緒に、帰ろう。」 リーザ「ああっ！…はっ…」 エルク「リーザ！」ついにリーザの洗脳が解けた。

アークザラッド26話より⑥ クライブ「ほう、まだ戦う気ですか？」 リーザ「ううっ！」リーザは祈り続けるも、苦しみだす。 ククル「精霊よ、力をお貸しください。アークを救うために。そして、リーザを助けるために！」 リーザ「あっ！」リーザの祈りが止まる。 クライブ「どうした？リーザ…」 リーザ「はぁ、はぁ、はぁ…。あっ！」 エルク「…ザ！リーザ！リーザ！」 リーザ「ああっ！」 エルク「リーザぁ！」 リーザの放った光が完全に消え、聖櫃がも沈静化する。 クライブ「くっ！」 クライブ「リーザ、ついて来い。」 リーザ「ううっ…はい…。」 エルクの声が届き、意識が戻りかけるも、それでもまだ洗脳が解けないリーザ…

アークザラッド26話より⑤ リーザの放った光が戻されていく。 クライブ「なっ…」 クライブ「くっ！」 エルク「ククル！」 ククル「リーザのことは任せて。精霊の巫女は私です。巫女の役目は聖櫃の封印を守ること。今こそのその役目を果たしましょう。」 ククルの祈りが、リーザの祈りを抑え込んだ。