ーーーー講義録始めーーーー 推論木(推論議)を用いた後ろ向き推論と不確実性推論 ルールベースの構成と推論木 図2-4 の直前に示された形式的な10個のルールを基に、後ろ向き推論、不確実性推論、説明機能についてまとめます。 各ルールは OAV 表現形式の条件節(対象、属性、値)を持ちます。 例: P は実際には P(O, A, V) という形式で表現されています。 結論 D を仮定し、後ろ向き推論を開始します。 ルールの最後に記載された数値は確信度 (CF 値) を表し、0.1~1.0の範囲で結論の確からしさを示します。 図2-4では、このルールベースを基に構築された推論木(推論議)が示されてい…