私は、友人に恵まれている。 年齢を重ねるほどに実感する。 “いい友人”や“いい知人”と呼べる人が、まわりには本当に多い。 でも、だからこそ気づいてしまう。 人と話していると、自分のキャラがその時々で違っていることに。 「しっかり者」の自分もいれば、「甘えられる」自分もいる。 「おちゃらけた」自分も、「感情的」な自分も、「論理的」な自分も。 相手によって、場によって、私は違う“色”をしていると思う。 ――いや、きっと私自身すらも、日によって「今日はこういう気分」として、自分に接している。 一方で、それを誰かに「ブレてるね」とか、「キャラ作りだよね」とか、もっと直接的に「八方美人」と言われたらどう…