去る9月8日(日)、京都の旭堂楽器店内サンホールにてイヴ・アンリ氏(パリ国立高等音楽院教授)のレクチャーコンサートが開催されました。 毎年9月に来日し、午前の公開レッスンに続き、午後はコンサートという大変充実した一日です。私も毎年楽しみにしていますが、今回はコンサートのみ拝聴しました。 使用ピアノはベヒシュタインM-212。 ショパン・シューマン・ラヴェルのプログラムで約2時間、たっぷり聴かせていただきました。 どの曲も立体的な色彩感あふれる演奏。フォルテシモ~ピアニッシモまで幅広い音量と音色に圧倒されました。 アンリ先生の演奏を聴いていつも思うのは、「品格」があるということ。パリのエスプリと…