今日読んだのは、アネッテ・ヘス『レストラン「ドイツ亭」』です。 著者のアネッテ・ヘスは、1967年ドイツのハノーファー生まれ。 テレビや映画などの脚本を多く執筆し、数々の賞を獲得しているとのこと。 本作は著者の初めての小説であり、ドイツで発表後、22か国語に翻訳され、海外でも高い評価を得ているとのことです。 では、あらすじと感想を書いていきたいと思います。 あらすじ 平凡な主人公と家庭 何も知らなかった 当事者となる恐怖 ささやかで小さな無視と無関心 今回ご紹介した本はこちら あらすじ 1963年、ポーランド語とドイツ語の通訳を行う主人公エーファ・ブルーンスはアウシュヴィッツ裁判の証人の通訳を…